シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

バート・レイノルズのカツラがすごい・・「ブギーナイツ」

2005-08-08 21:01:30 | Weblog
97年ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ブギーナイツ」

主演はマーク・ウォールバーグ、田舎くさい感じがぴったり。共演が豪華でバート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、へザー・グレアム。ディスコでしがないバイト生活を送っていたマークがひょんなことから、ポルノ映画のプロデューサーであるバートに見出され、ポルノ男優として大抜擢、スターになり栄光への階段を上がっていくが(お決まり通り)その後、ドラッグのために転落していく様を描いている。まあ、彼の転落は彼ひとりのせいではなくアメリカのブルーフィルムが文字通りフィルムからビデオに変わったことにも関わっているんだけど・・

なぜマークがスカウトされたかっていうと、すばり局所のサイズがキングサイズだったから。
バートに「ズボンの中にお宝が眠っているぞ」と言われるシーンは笑える。

女性の体のラインは服の上からもある程度わかるけどね、男性のそれが服の上からわかるってのはすごいね。

昔ミック・ジャガーとかはピッチリしたパンツで強調路線だったけど、何だかね~

へザーはポルノ女優の役です。彼女はこの映画で初めて見て、「かわいい!」と思いました。どんな時にもローラースケートをはいているローラーガール、男優とのからみでもローラースケートをはずさない。

ジュリアン・ムーアもいい味出している、ちょいと年増のポルノ女優。最初にマークがからむのが彼女で、このからみのシーンの撮影のシーンがなかなかいいです。みんながマークの「すごさ」にビックリ、ショックしながら大スターの出現に興奮しているって感じかな。

ただ、ちょっと長いのよ、この映画。あまり長い映画は好みではない私には、いささかだるい感じ。

尺が長い点を除けば、とても良くできていて、当時70年代のファッション、風俗なんかも丁寧に描かれている。ポルノ業界を描いているのに、あまり下品な感じはなく好感がもてます。

昔大学生の頃、彼氏がアメリカのポルノ映画を映画館(下北沢)で見て「すごくよかった~めちゃめちゃ興奮した~一緒にもう一度見ようぜ」って言うので話しの種に行きました。
でも、あまりに過激なのかモザイクの範囲がでかすぎて、画面の80%近くがモザイク、音声のみが聞こえる。もう~~見えなきゃ何にもならないよ!と思っていたが彼はそれが想像力をかきたてていいんだとさ。そうかな~男と女の感覚って違うのねと思った変な思い出があります。






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2 コメント

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ジュエルに気をつけろ! (koukinobaaba)
2005-08-10 08:29:52
カツラといえば「ジュエルに気をつけろ!」のマイケル・ダグラスもスッゴイです。「007」のショーン・コネリーもシリーズが終わるまでは、後半に使用していたようです。 ですが、今じゃすっきり!
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ショーン・コネリーは・・ (anupam)
2005-08-10 22:28:18
正直にハゲを出している方がセクシーですね。「ロック」ではばっちりカツラさんですが・・

「アポロ13」のエド・ハリスもなかなかのカツラ(良くできているという意味で)・・信じてたのに、本当の毛だって!!

その後の映画で見たエド!はげていたのね~

びっくりしました~
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