シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

教祖のように・・

2008-03-05 22:04:54 | Weblog
昔々の知人でイギリス人のミュージシャンの男は、ペンギンカフェなどで演奏したこともある人で、「ミック・ジャガーがパーティーに来るのを見たことがあるよ」と話してくれた。

ミックはさながら教祖のようで、周りには彼のありがたい話を聞くために車座ができたそうだ。一説によるとミックは一切アルコールは飲まないとのことで、シラフの彼を囲む酒とドラッグまみれの方たち・・という構図であったのでしょう。

今年公開予定の「シャイン・ア・ライト」はマーティン・スコセッシ監督によるローリング・ストーンズのツアーの様子をおさめたドキュメンタリー映画。

ストーンズといえば、40年もずっと有名であり続けているすごいバンド。

中心の3名以外は顔ぶれが変わっているが、でも、やっぱりこれはすごいこと。

そのストーンズとスコセッシが組むなんてね~~

スコセッシは音楽関係、結構撮っていますが、この組み合わせは食欲をそそられますよ。

20年近く前、無冠の帝王だったストーンズにグラミー功労賞が贈られ、プレゼンターはエリック・クラプトン。
めちゃめちゃ噛みながら、ストーンズの功績を説明するエリック。

「だめだ、こういうの苦手なんだ」と必ずおっしゃる。

でも、一通りの説明を終え、ミックたちにトロフィーだか盾を一個贈りました。
チャーリー・ワッツが1個のプレゼントに「こんだけ~~?」と聞いたのには、大笑い。

その時もミックは美しく優雅で、あのキラメキは尋常じゃありませんでした。

噂では、彼は子供のころ、体育の時間に床体操(とこたいそうではありません)か跳び箱で失敗、舌の先端をちょびっと噛み切ってしまったと。それで、あの舌足らずの声になったと。

ほんとかな?

まあ、とにかくだ。

これは楽しみな1本です。
でもシネコンではやらないだろな。