シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

そうくるか!・・「アイデンティティー」

2007-02-24 21:33:27 | Weblog
03年ジェームズ・マンゴールド監督作「アイデンティティー」

おとといテレビ放映で鑑賞。

なかなかのクセ者俳優が出ています。ジョン・キューザック、伊良部に似ているレイ・リオッタなど・・

激しい雨が降る嵐の夜、人里離れたモーテルに閉じこめられる数人の男女、身動きのとれない状況で起こる連続殺人・・

もうお約束の展開で、殺人シーンの音楽ののっけかたなども、「あ~~でるんでしょね~~ここでね~~」と読めるというか、「読んでもいいんだよ」って言ってるみたいな・・

だからさ~途中まで「なんか、これB級じゃね~~のか」という相方の言葉に頭を縦にブンブンふっていたわけだが・・

ここでやめちゃダメですね、この作品は。

10時半くらいから、にわかに感じが変わってきました。

え??なんすか、こりは?

そうきましたか~~それはちょっと読めませんでした・・

「13日の金曜日」だった展開が「羊たちの沈黙」っぽいものに変わってきます。

ラストを「えええええ!!!」と驚愕できれば、この作品にしてやられたってことになります。

私は、「いいけど、ちょっと作りすぎのような・・まあ、苦労しているんじゃろな」と思いました。苦労が見えてしまうと、何かね・・

驚愕は「安々」と見せてほしいものです。