シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ゴダールに「勝手にしやがれ!」と言われそうなふたり

2007-02-05 20:29:44 | Weblog
59年ゴダール監督作「勝手にしやがれ」

革新的、画期的、冒険的、実験的など様々な形容詞でもって評価されている名作ですね。

先日再見しました。

出だし・・20分くらいまで「すごいな~~」

どうしようもないゴロツキを演じるジャン・ポール・ベルモンド。足、なっげ~~~、ほっせ~~~

彼のクセで、自分の唇を親指です~~っとなでる仕草がやったらセクシー。
唇が厚い男が好きな私としては
「う~~ん、いいすね」
(厚いのが好きと言ってもボビー・オロゴンまでは必要ない)

アメリカから留学してきているジーン・セバーグの素晴らしい魅力!

彼女が新聞を売るシーンは特にオサレで素晴らしい!!

シーンの中のカットをつまむ独特の編集が、前につんのめったような人生の時間を感じさせる。

しかし~~例によって酒飲みのふたり(相方と私)のこと、ジャンがジーンのホテルの部屋に忍び込んで、ふたりが会話を始めるシーンあたりから、何か集中力が途切れてきちゃって・・

そこへ、電話があり・・結構シリアスな内容だったこともあり、当然中断。

電話が終わった後
相方「何かオイラ、この前もこのあたりまで見て挫折したような気が・・」

次に見るときはどこまで見れるかね~~

ゴダールから「勝手にしやがれ!」って教育的指導を受けちゃいそうだわ