シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

残酷シリーズ・・ヤコペッティは一貫してました

2006-03-24 22:01:58 | Weblog
60年代から70年代にかけて、「残酷」シリーズで名を売った監督、ヤコペッティさん。

最初の何作かはキュメンタリーよ~~んってことだったらしいが、71年には初めてドキュメンタリー以外の作品「ヤコペッティの残酷大陸」を発表。

これがお金かけたのに、大不評だったらしい。

一度も見たことないんだけどね。母は結構好きで劇場まで見に行ったらしいです。

初期のドキュメンタリーのときも、やらせがあったんでしょうね、たぶん。

前にも書いたけど、「グレート・ハンティング」

ライオンに食べられたおっさん、公開当時は最初に見た画像に全身固まりましたがな~~だって何頭かのオスライオンに囲まれて、足がにょきっと出ているんだもの~~

あれも、「やらせ」だったらしい。どうやって撮ったんじゃろ?

人間って「残酷」なものを見たい気持ちがいっぱいあるんだろうね。「残酷」って「エロ」ともつながっている感じがする。

しかし、今ヤコペッティさんの残酷ものを見ても、「何だかね」でしょ。
さっき詳しい内容、つまり残酷シーンの内容を見たが、「いったい、これのどこが残酷?」って感じ。

今や刺激はもっと激しくなっていて、テレビゲームなんかの方がよほど「残酷」で怖いのじゃないでしょうか?(まったくやらないのでわかりませんが)

ヤコペッティの残酷がいつまでも残酷と感じられるような世界だったら、きっと平和・・なのでしょうね。