シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

音楽がすごかったんすね!・・「好奇心」

2006-03-05 17:10:27 | Weblog
71年ルイ・マル監督作「好奇心」

確かテレビで見たな。この映画が当時テレビ放映されたなんて、まあ~おおらかだったのかね~~

早い話がお金持ちの階級(パパが医者)の家庭での近親相姦の話。

主人公の少年は15歳くらいかな。大人と子供のはざまにいる。

ママは魅力的なラテン系レア・マッサリ。

パパはあまり家庭的ではないようで、影薄い。

彼は年頃相応に女の子とのことに関心大。でも同時に「一番愛しているのはママ」

確か、普通に童貞君を捨てるシーンがあったように記憶していますが、どうでっしゃろ?

ラスト近くでついにママと彼はベッドを共にしちゃう。
そして、翌朝、キッチンで家族全員が顔を合わせて、誰かが笑い始める。その笑いはその場にいる家族に伝染して、最後はパパ、ママ、兄ちゃん、彼とみんなが腹から笑いころげて、終わりである。

何か、あっけらかんと罪の意識のないところがいいとも言えるけど、本当にこんなことが起きたらどうなるんでしょうな~~

男の子って多かれ少なかれマザコン気味なところはあるよね。
でも、ママと同衾ってのは・・

ルイ・マルの自伝的な要素も入った作品らしいが、音楽がチャーリー・パーカーなんですね!!相方にチャーリー・パーカーって誰だっけ?と聞いたら

「バード」だよ!マイルスのお師匠みたいな偉大な人!

へえ~~もう一度そんなことを頭に入れつつ、見てみましょうかね~~