【アントニオ】コートジボワール×日本（ブラジルワールドカップ3日目）

負けました。
攻撃が全く出来ないのでは、勝ちはありません。
後半、シュートを打ったんでしょうか！？
まあ、打ったんでしょうが、印象に残っていません。

森重がいなければ、もっとやられていました。
今野でなくて、ホントに助かりました。

長谷部の先発は、どうだったんでしょう。
山口は、長谷部のカバーが大変そうでした。
ガチャピンを使わず中盤を省略するのなら、もっと大迫にボールを預けないと、前線で時間が作れません。
おかげで、コートジボワールにボールを持たれる時間が長くなりました。

当たり前ですが、コートジボワールは、日本を研究していましたね。
日本の左サイドから攻撃することで、長友と香川の攻撃も封じました。
これまでは、長友ではなく、篤人くんの裏のスペースを狙われることが多かったと思います。
コートジボワールの戦力との兼ね合いかもしれませんが、やられました。

まあ、左だけではなく、両サイドの前に選手を張らせて、サイドからの攻撃が徹底していましたね。
その上、ゲームに出ていない長谷部、代表だと輝けない香川のおかげで、左サイドの守備が常に足りない状況になりました。

香川には、攻撃か守備か、せめて、どちらかだけでもしっかりと担当して欲しかったです。
これは、今に始まったことではありません。
それでも、一瞬だけでも輝くかもしれない選手ですから、監督としては使いたくなるのも無理はありませんよね。
無理はありませんが、もっと早く手を打つべきでした。

攻撃が出来ないのは、仕方がないんですよね。
長谷部と山口という守備を重視したボランチを起用したのは、守備的に行くということですから。
そんな中でも、本田の個の力でリードすることが出来ました。
おあつらえ向きのゲーム展開になったんですが、こらえ切れませんでした。

長谷部に交替して、ガチャピンを出すことは、予定されていたことなんでしょう。
結果的に、それも裏目に出てしまいました。
長谷部でさえ、守れていなかったんですから…。

イングランド×イタリアも見ましたが、高温多湿の中では運動量を制限しながら、ゲームに入らなければなりません。
今日の日本代表にも、そういう注意が出ていたと思います。
それを気にし過ぎたのか、プレスをかけなかったおかげで、コートジボワールにボールを回され過ぎてしまって、逆に体力を消耗してしまいました。

その上、攻撃に入った時にも同じテンポでボールを回してしまいました。
大迫がいるんですから、もう少し縦に速いボールを入れて、大迫に当てても良かったと思います。
あんなにゆっくりなパスでは、相手に取られてしまっても仕方がありません。

本田のゴールで、前回大会のカメルーン戦のように勝てるんじゃないかと、安心したんですけれど。
それほど、甘くはありませんでした。
負ける時は、すべてが悪い方向に回りますね。

攻撃的に行くはずだったのに、守備的なボランチを2枚起用して、攻守に渡って負担にしかなっていなかった香川の交替も遅れてしまいました。
このグループでは、コートジボワールには勝っておかなければなりませんでした。

次は、初戦で負けてしまったもの同士の生き残りをかけた戦いになりますね。
まだ、コロンビア×ギリシャを見ていないのですが、ギリシャは弱点があって3失点したんでしょう。
日本も2失点していますから、大して違いはありませんけれど…。
しっかりと準備して、次のゲームを迎えてもらいたいです。

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【アントニオ】コートジボワール×日本（ダンナの先発予想）

まずは、スペインの惨敗についてです。
前回大会で優勝したスペインですが、もともと、ワールドカップでは優勝候補に挙げられながら結果を残せない国でした。
それを考えると、あの結果も不思議ではないかもしれませんね。

日本代表の話題にしましょう。
ザッケロは、ここまで全くぶれないまま、とうとうワールドカップの初戦を迎えます。
3-4-3を少しだけ試しましたが、今の日本代表に適したシステムの4-2-3-1で行くことなりますね。
選手選考も特に目新しいことをせず、自然な流れで今回のメンバーになりました。
初戦の先発で悩むのは、1トップだけではないでしょうか。

CBに、今野を使うことはないと思います。
今野はピークを越えてしまったのか、J2の経験が尾を引いてしまっているのか、プレーに冴えがありません。
フィジカルに優れたコートジボワール代表に対して、フィジカルに優れた森重を使うのに迷いはないでしょう。
足りないのは経験ですが、今野だってワールドカップの経験は、南アフリカ大会でほんの少し出場しただけです。

ボランチも長谷部ではなく、山口だと思います。
日本の攻撃サッカーには、ガチャピンは欠かせません。
そうなると、ガチャピンの分まで動いて、ヤヤ・トゥーレのマークが出来る選手を選ぶ必要があります。
ケガ明けで運動量に不安のある長谷部ではなく、山口に行けるところまで行ってもらうのが自然でしょう。
ベンチに長谷部がいれば、安心して走り回れますし。

問題は、1トップですね。
ボールが落ち着く大迫なのか、裏に抜けることが出来る柿谷なのか…。

個人的には、どうせ、本田のコンディションが悪いのなら、南アフリカ大会のように本田を1トップ、大久保を2列目が良いと思っています。
本田にはイヤでもマークがつきますから、最前線でオトリになってもらうのが効果的でしょう。
ただし、手堅いザッケロが、こんな選手起用はしませんよね。

1トップは、コートジボワール代表のフィジカルを考えると、柿谷でしょう。
大迫と比べると、柿谷の方が常識にかからないプレーが出来ます。
コートジボワールの常識を超えたプレーに対抗するには、柿谷の方が効果的だと思います。

という訳で、先発予想は、こんな感じにします。

GK: 川島
DF: 篤人くん、森重、吉田、長友
MF: ガチャピン、山口
MF: 岡崎、本田、香川
FW: 柿谷

ごく普通の予想ですが、これがザッケロらしいです。
想像ですが、わざわざ日本時間に合わせて、10時開始にしてもらったゲームです。
現地の22時開始だなんて、あり得ませんよね。
ここまでして惨敗したら、今後の日本のサッカー界に対するダメージは計り知れません。

何とか、打ち勝ってもらいたいです。
スコア予想なんて意味がないと思いますが、2-3の勝利を予想します。

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