アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】2ステージ制さらに迷走!?

2013年11月14日 | サッカー観戦
各紙で報道されていますが、昨日、J1とJ2の合同実行委員会が開かれ、2ステージ制のポストシーズンについて、話し合われたようです。
今度の案は、各ステージ1位+年間2、3位の4クラブでスーパーステージを行って、勝ち上がったクラブが、年間1位のクラブとチャンピオンシップを行うもののようです。
詳しい方法はあまり掲載されていないのですが、デイリーにリンクをはっておきます。

前回の繰り上げるというのは、問題外でした。
今回の案で、最初に報道を見た時に、繰り上げをやめるとだけ見たので、そりゃそうだろうと思いました。
もしかして、話題作りために、わざとスキャンダルを作って、報道の機会を増やすという広告代理店の作戦かなにかではないかというくらいひどいものでした。

今回の案は、年間の順位を重視した案になっています。
これは、また微妙な提案ですね。
ここまで年間順位を重視するのなら、1シーズンのままで、年間3位までのクラブでポストシーズンをした方が、まだマシかなという印象です。

2ステージ制にするのなら、きちっと分けましょうよ。
そもそも、前から書いている通り、2ステージ制にするのに、年間の勝ち点が重要だという世論を中途半端に取り入れるから、こんな案になってしまうんです。
私なら、2ステージ制にするのであれば、年間勝ち点なんて無視します。
両ステージで1位のクラブ同士がチャンピオンシップをする、これまでの方法に戻せば良いじゃないですか?

まあ、ACLの出場クラブの決定が難しいですけどね。
ACLの出場は、各ステージ1位、ヤマザキナビスコカップ優勝、天皇杯優勝の4クラブが良いかもしれません。
重複した時だけは、リーグ戦の年間順位で繰り上げましょう。
カップ戦は決勝に進むまでは、わざと負けたら繰り上げが確定するなんてことはありませんし、決勝まで進めばわざと負ける理由もなくなります。

ACLの出場権がかかれば、ナビスコカップの格も上がるでしょう。
天皇杯には富士ゼロックススーパーカップ、ナビスコにはスルガ銀行チャンピオンシップとバランスも良くなりますし。

新しい案にも、明らかな繰り上げはないけれども、これはという状況が考えられます。
2ndステージ1位が、繰り上げと同じ仕組みになっているんですよね。

例えば、クラブAが、2ndステージの最終節に、1stステージで優勝したクラブBと対戦する場合を考えます。
そして、このゲーム、どちらが勝っても負けても、年間順位でBの1位、Aの2位が変わらないとします。
その上で、Aが負けると2ndステージの優勝もBになり、Aが勝つと2ndステージの優勝は別のクラブCになるとします。
最終節は、同じ時間帯で行われますから、こういった状況は難しいのですが、途中経過を見ていたとしましょう。
さらに、Cの年間順位は4位以下としておきます。

この場合、Aが負けると、Bが両ステージ1位になりますので、スーパーステージは、Aと年間3位との対戦だけになります。
しかし、Aが勝って、Cが2ndステージ1位になると、Aはスーパーステージで年間3位と対戦した後で、Cとも対戦しなければなりません。

Aにしてみると、2回の対戦よりも、1回の対戦でチャンピオンシップに出場出来る方が良くはないでしょうか?
ゲーム数が減るだけですから、必ずしも、得という訳ではないでしょうけれど…。

これは、Cがステージ1位になると、年間順位が下でも、スーパーステージに必ず出場出来て、シードもされてしまうことから起こります。
こう考えても、年間順位と2ステージ制を併用する案、そのものがダメなんだと思いますよ…。

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