アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】鹿島×柏

2011年10月03日 | サッカー観戦
J'sGOALのネルシーニョのコメントから、抜粋して引用します。

「前半は同数でやっているときに入りも良い入りが出来て、狙っていたスピーディなカウンターであったり、守備のところでの激しさでリズムを掴むことが出来ていました。
我々が1週間かけて用意してきた守備からのカウンターは、後半は出せなくなっていたのですが、彼らが気持ちを前面に出して、魂を出してプレーしたこと、最後まで跳ね返し続けたこと。すごく気持ちのこもった良い試合ができたと思います」


昨日の記事に書いたものと全く同じ印象で、これが、昨日のゲームの全てを表していると思います。

前でボールを奪って、素早いカウンターを狙っていたんですよね。
一週間準備してきた、まさに、狙い通りのショートカウンターが決まりました…。
そして、その後は、気持ちを出して守り切りました。

後半、鹿島が3トップにしたことに対しては、このようなコメントもしています。

「逆に鹿島が3トップで来てくれたことで守備をはっきりできたと思います。うちの4バックで、4枚で3枚を見ることができ、1枚がカバーリングという役割がはっきり決まっていたので、逆に2トップで来られて機動力のある選手が出てきていれば、もっとやりづらいシーンが増えていたと思います」

あれだけ引いて守れば、2トップだろうが、機動力があろうが関係なかったような気がします。
ただし、確かに、3トップが、右に興梠、真ん中に田代、左に大迫と張り付きすぎていた感じもしますね。
今から思うと、テレビで見慣れた浦和の3トップと同じような印象かも…。
でも、前半よりは、流動的に攻撃していたとは思いますけれど。

なんだか、ゲーム内容について書いてもつまらないので、昨日、感じたことについて。
本山が、ベンチから外れたのですが、いよいよ、世代交代が進んで来ましたね。
小笠原と新井場はレギュラーから控えに、本山は控えからベンチ外に。
そして、新人の柴崎がベンチに入っています。

特に小笠原と中田が海外から戻ってから、最近の鹿島にとって、79年組の存在感が大きかったのですが、無事に世代交代が進んで行きそうですね。
オリヴェイラはメンバーを固定すると言われていますが、これまでも、若手を試さなかった訳ではないと思います。

佐々木と小谷野は、使ってもらった時にチャンスを生かせませんでした。
船山にしても同じですね。
山形に行く前の田代と増田だって、ゲームに出ていましたし。

79年組の加齢のタイミングと合わなかったこともあるのでしょうが、柴崎はしっかりチャンスを掴んでいます。
他の新人の選手たちも、何とか今季中にゲームに出てもらいたいです。

それと、まだ、発表されていませんが、ユースからの昇格もありそうですよね。
春の宮崎キャンプに参加していた3人が候補でしょうか。
ホンダロックとの練習試合に出て来た緑のスパイクの選手は、十分やれそうでした。
来季の新人も、山村だけではなくて期待出来そうです。
そもそも、山村は新人ではなくて、他のクラブからの移籍加入と同じくらいの即戦力ですしね。

さて、話題を変えて、昨日の浦和のゲームについて。
録画を見ましたが、見事に何も変化がありませんね。
ゲーム毎の違いもないし、ゲーム中にもリズムが変わりません。
変わったのは、GMをクビにした1ゲームだけでした。

浦和は、今、SBのやり繰りに困っています。
鹿島戦でケガをした宇賀神は、昨日のガンバ戦で復帰しましたが、右SBの高橋はまだです。
それで、昨日の先発は、本来、左SBの宇賀神を右に、左SBは野田でした。
その野田は、後半から山田(おじさん)に交替になりました。

この起用についてのペトロビッチのコメントを引用します。

「後半になり、自分たちも勝点を獲りに行く中で、まず最初に野田がイエローを貰い、宇賀神ももらってしまって…彼は次も出場停止ですが、その中でサイドバックの選手がケガで抜けていましたから。ここでもし万が一野田が本来2枚目のイエローをもらうようなことあれば、更にサイドバックが薄くなるので、野田はリスクを負わずに前半で交代させた」

監督のこの心構えがおかしいですよ。
残留争いに入っているのに、先のことを考えるなんて。
残りのリーグ戦は、トーナメントのつもりで戦わないと、ホントに降格しますよ。

実際、浦和の下にいる3つのクラブは、そのつもりで戦っていると思います。
だからこそ、ガンバにも勝つし、柏にも勝つんですよね…。

それに、そもそも、この言い分がおかしいです。
宇賀神の出場停止は、リーグ戦でしょう。
野田が、万が一、退場になっても、それは水曜のヤマザキナビスコカップで消化されます。
リーグ戦もナビスコも、宇賀神か野田のどちらかは、出場出来るんですよ…。
些細なことなんですが、周りで、誰一人、ペトロビッチに教えてあげないんですか…。

その上、敗因は、次の通りだそうです。

「一番大きなのは山田直からのスルーパスがデスポトビッチに抜けたシーンですが、そこでトラップミスが入ってしまって100%のチャンスを生かしきれなかったのは残念でした」

一回のチャンスが必ず決まるものではないでしょう。
デスポトビッチが何度か外したなら仕方ないでしょうが、これで名指しをされるとつらいですね。
FWとDFは、プレーする立場も重さも違うんですよ…。
一度の失敗を指摘されると、萎縮してしまうかもしれません。

これは、興梠にも言えますが、FWは失敗しても良いから、チャレンジしても良いと思います。
チャレンジしなければ、得点は出来ませんから。
興梠は、少し前に自分で、入る時は入るみたいに言ってたんですけどね…。
もう言いませんよね。重症だと思います。

という訳で、もっと、つらい立場のサポーターもいるというお話でした…。

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