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アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】ジャイアントキリング(勝者のメンタリティ)

2011年07月05日 | サッカー観戦
昨日は、寝る前に、今、NHK総合で放送されている「GIANT KILLING」を見ました。
正確には、見始めてしまったら、ちょうど面白い話だったので、最後まで見てしまったという感じです。
漫画も読んでいるし、アニメもBSで放送しているのを見ているので、内容は分かってるんですけどね。

主人公の達海監督が、チキンハートの椿という若手MFに「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」と語るシーンのある話だったんです。
話の筋を私が書いてもつまらないと思いますので、気になる方は、単行本をぜひ読んでみてください。

さて、このシーンに触発されて、自分がどうして鹿島を応援することになったのか、思い出しました。
理由は、3つです。

・ジーコがいる
・実家から近い
・Jリーグで一番弱そう

日本にプロサッカーリーグが出来るまでは、今みたいにサッカーが盛り上がるなんて思いもしませんでした。
ワールドカップに出場するなんてことは、夢のまた夢でしたしね。

当時、私も御多分に洩れず、大のプロ野球ファンで、しかも大の巨人ファンでした。
(ちなみに、大の原辰徳嫌いでした…。でも、監督としては素晴らしいですね)
今は、鹿島のゲームを見に行ってますが、当時は、後楽園や東京ドームに行ってました。
若かったし、お金もないし、外野スタンドに行って応援してましたよ。

そんな中、Jリーグが出来るというので、どこか応援してみようかと思い立ちました。
それで、上の3つのことを思いついて、鹿島を応援することになりました。
プロ野球では、お金持ちで常勝軍団だった巨人を応援していたし、Jリーグではお金もなさそうで一番弱そうなクラブを応援してみようと思ったんです…。

実際には、Jリーグの始まる前のヤマザキナビスコカップ、天皇杯と、そこそこの成績で、翌年1993年の初回のサントリーシリーズでは優勝するという結果になりました。
でも、チャンピオンシップでは大事件が起こり、読売(あえてこう書きます)に負けました。
その後、悲願の優勝を目指して挑戦し続けて、初めて1シーズン制だった1996年に初優勝しました。
いやー、嬉しかったですね。

今日、書きたかったことは、鹿島の原点についてなんです。
今でこそ、鹿島は、常勝とか王者と呼ばれていますが、私としては、どうもそうは思えないんです。
結果を見れば、常勝なんでしょうけれど…。

私の中では、いつも、ジャイアントキリングをしてくれるチーム、読売や日産などの名門クラブを倒してくれるチームなんです。
こんな弱そうなクラブにジーコが来てくれて、引っ張ってくれて。
Jリーグが始まった時は、みんなそう思って応援していたんじゃないでしょうか。

だから、ちょっとくらい勝ち点が伸びなくても、全く不安にならないんです。
タイトルを取った時は、いつも、これで優勝は見納めになるかもしれないと思いながら、見ていますし。
こんな風に感じているサポーターは、少ないかもしれませんね…。

ついでに書くと、浦和だって、似たようなものなんです。
浦和は、Jリーグが始まってから、勝つと他のクラブのサポーターからも拍手が起きるような、お荷物クラブでした。
それが、今では、押しも押されもせぬビッグクラブと呼ばれています。

まあ、Jリーグが始まって20年近く経ちますし、この2つのクラブも、歴史のあるクラブということになるんでしょう。
でも、鹿島も浦和も、初心を思い出して、挑戦者の気持ちを忘れずに、がんばってもらいたいです。

これから、ジャイアントキリングができるようにがんばりましょう。
この気持ちが、鹿島流の勝者のメンタリティにもつながっているように思います。

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