波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
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波屋山人

小山先生

2021-11-05 20:23:10 | Weblog
ベトナム中部のフエという町で長年めぐまれない子どもたちの支援をしていた小山道夫さん。
日常を記したブログを長年楽しみにしていた。

その活動に対して少しばかり寄付したこともあるし、東京での活動報告会に参加したこともある。
もちろん、フエの「子どもの家」の日本料理店にも行った。

だが、小山さんの体力の衰えもあり、2015年ぐらいに活動を停止された。
その後、子どもたちがどうなったのか気になる。

ブログは、2015年からずっと更新がない。
・ボランティア・ストリートチルドレン・ベトナム 小山道夫火炎樹日記
http://koyamamichio.com/archives/2009/01/post_1795.html

ご健在なのか、どうしておられるのか気になってたまに検索する。

すると、ツイッターを見つけた。しかし、これも2015~2016年以降更新されていないようだ。
それにしても、温厚で知的、誠実そうな小山さんが口汚く罵る文面に驚く。

事実上、「難病悪化しろ」「知能が低い」「詐欺師」「精神異常者」「ミサイルでも直撃して死ね」などという意味の攻撃的な表現を行うことは、ヘイトスピーチと言えるのではないだろうか。
自分が正しいと思う構造に近づけるためには、暴力や憎しみも肯定される、という考え方なのだろうか。
学生運動世代の人たちは、そのような認識の人も少なくないのかもしれない。

しかし、いくら強い不満を感じても、憎しみを見せつけると、精神的に餓鬼道に落ちてしまうのではないだろうか。
ヘイトスピーチのお粗末さに気がつかない人々と同レベルになってしまう。

あるいは、ネット上では隠れた人格が出てきてしまうのだろうか。惜しく感じる。

たしか、息子さんは福島大学食農学類の小山良太教授ではなかっただろうか。親に助言はしていないのだろうか。
https://search.adb.fukushima-u.ac.jp/Profiles/3/0000204/profile.html


これはひとつの推測だが、共産党がネット世論を動かすために、党員にSNSの活用を指示したことはないだろうか。
SNSに慣れない高齢者が政権批判のコメントを書き込んでみたものの、なかなか感情の距離感を把握できず、心の底の邪悪なものを表出させてしまった、ということであれば残念。


<参考>小山道夫さんらしきツイッター
https://twitter.com/abeno_k2002_7
小山道夫@abeno_k2002_7
·2015年6月10日
早く、ポンポン痛くなーれ!!!、キジルシ安倍晋三!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2015年4月21日
ベトナム日本語留学生が電動自転車を取られた!!!
キジルシ安倍晋三とキジルシ橋下は何とかしろよ!!!外語人に笑われるよ!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2014年12月7日
壇上に安倍晋三!!!想像するだけで、胃が傷む!!!早く、下血しろ!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2014年9月23日
5才児の頭!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2014年9月16日
××××安倍晋三!!!を低め、ぺてん師ばかり!!!
××××安倍晋三!!!辞めろ!!!
××××安倍政権!!!打倒!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2014年7月21日
消えて、無くなれ!!!
キジルシ安倍政権打倒!!!

小山道夫@abeno_k2002_7
·2014年7月20日
安倍にミサイルでも、落ちて来ないかなア!!!
キジルシ安倍打倒!!!


<参考>小山さんの経歴
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E9%81%93%E5%A4%AB
小山道夫(こやま みちお、1947年11月23日 - )は、ベトナム・フエ市のストリートチルドレンの保育・教育施設「ヴェトナムの子どもの家」の創設者で、教師。「ベトナムの『子どもの家』を支える会」ベトナム事務所所長でもある。東京都出身。東京学芸大学教育学部幼稚園教諭養成課程卒業。
人物
2012年 国際社会で顕著な活動を行い世界で『日本』の発信に貢献した業績をもとに、外国人プレス関係者により構成される、世界で活躍し『日本』を発信する日本人プロジェクトより、内閣府から世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選ばれた。英語名:Profiles of "Passion without borders" Japanese.
日教組分裂 1991.3.6 以前の都教組委員長を務め、1993年9月より、ベトナム・フエ師範大学で日本語教師に就く。同時にフエ市社会工作隊の建物を利用し、ストリートチルドレンの保護、教育を行い、その後、「ベトナムの子供の家」を設立した。小山自身は日本共産党員であるが、旧社会党系(現 民主党及び社民党)の活動家・政治家と親しく、1994.6.30~1997.11.7 の自社連立政権下においてはフエ省知事顧問として、「ベトナムの子供の家」などフエ市内の複数の施設に日本ODA事業を導入することに成功し、地元の信頼を勝ち得た。
日本では、JASS, The Japanese Association of Supporting Streetchildren's home in Vietnam, 「ベトナムの『子どもの家』を支える会」が設立され、全日本教職員組合(全教)・日本民主青年同盟(民青)・ピースボートなどを通じて、児童・生徒・学生による交流活動などが活発に行われている。


追記 2022/07
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-09/2013050917_01_0.html
2013年5月9日(木) しんぶん赤旗
第7回中央委員会総会 志位委員長の幹部会報告
(略)
 日本共産党には、この問題で他党にない有利な条件があります。一つは、わが党は、日刊新聞を発行している政党であり、日々生起する問題について、国民の立場に立って情報や見解を明らかにしており、それを党のホームページで毎日発信しているということです。いま一つは、党支部、地方議員、後援会、「しんぶん赤旗」読者網など、草の根の組織を全国にもっているということです。
 全党がネットによる選挙運動を活動の柱の一つとして位置づけ、思い切った開拓と挑戦をはかることをよびかけます。条件のあるすべての同志が、ツイッターやフェイスブックなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、ホームページやブログに挑戦しましょう。選挙期間中もSNS、ホームページやブログの更新が可能となります。政党と候補者は、メールによる選挙運動も自由になります。この条件をくみ尽くした選挙活動を開拓しましょう。都道府県委員会に、SNSに精通している機関や支部の同志、地方議員などによる「ネット活動推進チーム」を置き、集団的に促進する体制をとることを訴えるものです。



コメント (1)
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