6月下旬に梅雨明け後の沖縄本島を旅したとき、
中南部の読谷村にある日航アリビラというリゾートに泊まった。
チェックアウトして広い敷地を出て、サトウキビ畑を眼前にさて右折、
というときに、道路の端にヤンバルクイナがひょこひょこ歩いていくのが目に入った。
快晴の午前11時半頃。
轢いてしまうとまずいのでゆっくりハンドルを切りながら、助手席の彼女に
「ほら、あれ、ヤンバルクイナ」と言った。
オレンジ色のくちばし。なで肩な印象の体型。
写真や絵で見たヤンバルクイナそのもの。
いかにも飛ばない鳥らしい姿勢。
あまり大きくはない。体は黒いけど、明らかにカラスやハトとは違う。
後日ふと検索したところ、ヤンバルクイナは沖縄本島の最北部にしか分布していないらしい。
では、ぼくが見たあの鳥は何だったのだろう。
似た鳥でもいるのだろうか。
誰かが放ったのだろうか。
どこからか逃げ出したのだろうか。
北部から数十キロ以上南下してきたのだろうか。
なぞは解けないけど、あのオレンジ色のくちばしのおかげで
沖縄の澄んだ青空とサトウキビの青葉が、より印象的なものになった。
中南部の読谷村にある日航アリビラというリゾートに泊まった。
チェックアウトして広い敷地を出て、サトウキビ畑を眼前にさて右折、
というときに、道路の端にヤンバルクイナがひょこひょこ歩いていくのが目に入った。
快晴の午前11時半頃。
轢いてしまうとまずいのでゆっくりハンドルを切りながら、助手席の彼女に
「ほら、あれ、ヤンバルクイナ」と言った。
オレンジ色のくちばし。なで肩な印象の体型。
写真や絵で見たヤンバルクイナそのもの。
いかにも飛ばない鳥らしい姿勢。
あまり大きくはない。体は黒いけど、明らかにカラスやハトとは違う。
後日ふと検索したところ、ヤンバルクイナは沖縄本島の最北部にしか分布していないらしい。
では、ぼくが見たあの鳥は何だったのだろう。
似た鳥でもいるのだろうか。
誰かが放ったのだろうか。
どこからか逃げ出したのだろうか。
北部から数十キロ以上南下してきたのだろうか。
なぞは解けないけど、あのオレンジ色のくちばしのおかげで
沖縄の澄んだ青空とサトウキビの青葉が、より印象的なものになった。