Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

待った者勝ち?

2004年04月03日 11時27分18秒 | 雑談
FOX、「インデペンデンス・デイ」と「X-MEN2」の特別版DVDを発売

『インデペンデンス・デイ』には思い入れないですけど、
アメコミ映画好きなので『X-MEN2』は思い入れのある大好きな作品で、
DVDも発売日に買ってしまいました。

前作もそうだったんですけど、そんな大好きな作品だからこそ、
後から2枚組とか出すのはやめようよ、と本気で思います。

大好きなコメディ作品『メリーに首ったけ』も同じように、
数年後に2枚組を出してきたりもしてます。

同時に出してくれれば素直に2枚組買うんですけどね、
自分の購入に自信を持っている私なので、
同じ作品をもう一度買おうとは思えません。

きっと多くの人もそうでしょう。
同じものをもう一度買うのに抵抗はあるはずです。

しかし、こういう後から豪華盤を出していく経営戦略は、
DVD業界だけでなく、CD業界にもよくあります。

CDの場合、アナログ音源を元に作成した作品に対して、
デジタルリマスタリングという作業を行い、
より綺麗な、はっきりとした音に生まれ変わる場合が多々あります。

さらにボーナストラックと言って、
未発表曲の入ったボーナスディスクをつけてきたり。。。

熱心なファンを狙った販売は確実かもしれませんし、
興味なかった人を振り向かせるためにも、
こうした必要かもしれませんが、
あまり感心したものではないです。

そんなわけで、こと洋楽の名盤については、
つい待ちの姿勢をとってしまいます。

昔からのQUEENファンで、
各メンバのソロアルバムまでちゃんと買っていたんですけど、
QUEEN自身のCDだけはレンタルして録音したCD-Rで揃えていました。

ようやく最近デジタルリマスタリングかつ紙ジャケという、
これ以上ない仕様のCDが発売されたので、
買い揃えることが出来ました。

やはりデジタルリマスタリングの効果は素晴らしいです。
それぞれの音がハッキリと際立っています。
紙ジャケも愛らしいです。

しかし、こうして良いものを手にしてしまうと、
他のCDに対する買い控えが更に進んでしまいます。

私は各ソロCDやDVDを揃えるだけでは飽き足らず、
はるばるリバプールに行ってしまうほどのTHE BEATLESファンではありますが、
現在販売しているオリジナルアルバムが、
デジタルリマスタリングしてない旧盤のままなので、
いまだにCDはレンタルで録音したCD-Rであり、CDでは揃えていません。
# アナログで全て揃えてるのもありますけど。。。

今後THE BEATLESのオリジナルアルバムを、
デジタルリマスタリングかつ紙ジャケで発売することはあるんでしょうか。

もしもない場合は、私は一生CDで買い揃えることは出来ません。
好きなのに買えない、とても悲しいことです。。。

一度の投資でより良いものを買うなら、
待った者勝ちの世界になってしまっているような気がします。

とは言うものの、
待っていてもなにも起こらないものがあったり、
待ち切れないほど好きなものもあったりします。

それ以上に厄介なのは、
待っていればより良いものが出ると思いきや、
CCCD化が起きてしまうことがあります。

上記リンク先を読んでくださればその理由はわかると思いますが、
私にはCCCDは買えません。。。

つまり一概に待った者勝ちでもないわけです。

なぜ好きなCDやDVDを買うのに、
駆け引きをしなければいけないのでしょうか。

買い時期で如実に損得の決まる、株でもないのに。。。

消費者を経営のコマレベルにしか捉えてないのはわかりますが、
この仕打ちは、あんまりです。。。

さて長々と渡って結局なにを言いたいかと言えば、
2枚組欲しいけど買えない情けない自分の、
誰にも当てようのない怒りを、
こうして少し発散したかっただけなのです。

そう、要は私はセコいのです。
『つるピカハゲ丸くん』世代の功罪です。

でも私は、1979年生まれの25歳。
もう「つるセコ」言って笑ってられない年齢なんですよ。。。

つるセコ~♪(TOT)

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