Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2005年12月20日の服装

2005年12月20日 23時15分48秒 | 服装
とっても普通に26歳を感じさせる服装なわけですが、
行きに必要だったマフラーを、より寒くなったはずな帰りに外してて、
つまりは勤務中に、とっても具合が悪くなってしまったわけです。

もし具合が悪くなったときに帰っていれば、
こんなことにはならなかったのに。。。

…なんてことは、うちの会社には起きなかったわけですが、
それが起きてしまったのが「漂流教室」さんなわけです。



ノストラダムスの断末魔に付き添った世代らしく、
心の闇をも描く、世紀末感漂う作品が大好きだったりします。

「デビルマン」と「藤子F不二夫SF短篇集」が、
実家から横浜に出て来るとき、持ってきた漫画でしたし。

そんな私ですが、名作「漂流教室」は読んだことがありませんでした。
楳図かずおさんの絵があまりにコワ過ぎて。基本ホラー苦手なので。。。

でもASKAさんのライブパンフレットに、
楳図かずおさんとの対談が掲載されていて、
「漂流教室」について熱く語っていて。

それで背中を押されて、ついに購入してみました。

やはりこの時代の、話の辻褄なんて関係なく、
勢いで一直線に突き進む、世紀末な物語は面白いです。

なにも口出しできない、確かな力があります。
言うなれば、作品が生きてます。命があります。

その強い力に引っ張られて、作品世界に入り込んで、
全6巻一気に読んでしまいました。

そして読み終えて、胸が熱くなりました。

作品が生きているときには、
必ず登場人物も生きているわけで。

主人公達が時に助け合い、時に憎しみ合い、
数々の苦難を乗り越えた生命の強さが、
なんとも素晴らしく輝いて感じられました。

名作と呼ばれる所以がよくわかりました。

もう1度繰り返し読んで、
更なる深みを探りたいと思います。

…と同時に、読み終えてもまだコワかったりして、
そういう恐怖心を持続させるところもまた、素晴らしいです。

本当に、いい作品に出会いました。
読んで良かったです。

環境や科学や色々と考えさせられたところがあって、
そこについて、たくさんたくさん語りたいのですが、
あまりに長くなりそうなので、それはまた別の機会に。。。


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