Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2月28日(金)のつぶやき

2014年03月01日 11時41分45秒 | 雑談

『劇場版 仮面ティーチャー』を観賞。面白い。ファンが喜び、観客も楽しめる、魅せるアクションを入れつつ、教育モノしてるのがいい。笑いも含んだ柔の演技をする主人公達に、大真面目に剛の演技をする敵役と、各々の空気がつくられており。演者の熱量により劇場仕様に引き上げられているのがステキ。

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映画生感想:2014年02月まとめ(16本)

2014年03月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『オンリー・ゴッド』を観賞。

面白い。一時も緩むことなく、ひたすらにカッコ良く、自らの美と暴力を追求しているのがいい。映像と音楽で醸し出す、言葉に出来ない不快感、思わせぶりな台詞、そしてなにが起こるかわからない緊張感に心を掴まれ、目を離せなかった。この世界に体を預ける楽しみがある。

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『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。愛すべきキャラ達を活かして、要所要所に程良く笑いを散りばめているのが、とってもステキ。更に、話の軸となる作品の世界観と設定とが、単調な肉弾戦にさせない効果も生んでいて、飽きさせない。含みが多く残る余韻もいい。

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『アメリカン・ハッスル』を観賞。

素晴らしい。主人公達の人間らしい生き様をじっくりと描きながら、それらが物語に有機的に溶け込んでいく。見事としか言いようのない展開がとってもいきで気持ちいい。誰の視点から見るかで、いくつもの受け取り方が出来る。ベタながらハマりまくってる選曲も大好き。

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『ラッシュ/プライドと友情』を字幕観賞。

面白い。宿敵と呼び合える男同士の関係を上手く描いており。どんなに辛く苦しくても絶対に負けたくない想いに加え、レース中の視野が広がる瞬間、勝つ理由まで、肌で体感させてくれるのが素晴らしい。大切な人との愛を中心に、人となりを描いているのもいい。

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観賞。

素晴らしい。テンションを一切落とさず、乱痴気騒ぎを描き切る潔さ。ロックスターが成り上がっていくようなカリスマ性、実話ベースだからこその有り得ない展開が面白過ぎる。金で買える幸せの空しさを描きながらも、でも金が欲しいと思わせる皮肉たるや。

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『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』を観賞。

面白い。観たかったタイバニを観せてくれたのが、なにより嬉しい。テレビシリーズで共に過ごしたヒーロー達の、その後の成長、そして葛藤や意義まで、しっかりと描かれており。戦いに向かう熱い展開は、応援したくなるほど。

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『セブンデイズ リポート』を観賞。

面白い。すこしふしぎで、だいぶコミカルで。シンプルでわかりやすいからこその楽しさが心地良い。 題材に対して重みを持たせずに、あくまで高校生活の範囲内で割り切った、少年漫画的な軽快なノリがとってもいい。いろんな意味で、きっかけになり得る作品、とも。

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『スノーピアサー』を観賞。

面白い。列車という閉鎖空間だからこそ、有り得ないと思ってしまう、想像の範囲を気持ち良く裏切って、悪い夢のような世界が広がっていくのがステキ。作品全体に漂う、退廃した未来感は大好物。少しバランスが悪く感じられる展開も会話も、物語に重なる意味があるのがいい。

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『ビフォア・ミッドナイト』を観賞。

素晴らしい。ウィットに富んだ言葉達、心を許し合っているからこその冗談と本音。全ての言葉が生きており、感情の揺れ動きも感じられて、現実の言葉のように突き刺さる。そんな面白味は今作も引き続き、時間を重ねた深みが加わり、運命の先に続く現実もまたステキ。

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『新しき世界』を観賞。

素晴らしい。もうそうするしかない、と思わされる、言葉では語り尽くせない感情、男の絆が、痛いくらい心に伝わってきた。誰の計画で進んでいるのか筋書きが見えず、自分の立ち位置も定まらないままに進んでいく物語は、驚きの連続と追い詰められる緊張感を持って描かれていく。

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『エージェント:ライアン』を観賞。

面白い。頭も体も、全力で事件に挑んでいる感が伝わってくるのがいい。一級のエージェントになるだろう片鱗が随所に散りばめられている。昨今の早いテンポの中で昔ながらの見せ方をしていく、不思議なバランスにより、各登場人物のキャラを立たせているのもステキ。

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『光にふれる』を観賞。

素晴らしい。光をまとった明るく美しい映像と、優しさと温かさに満ちた美しい音楽。目にささやき、耳にきらめく、素敵な調和。盲目のピアニストと自信を失ったダンサー、ふたりの出会いと心の繋がりが、互いの苦難の先にある光を導き合う。心からの演奏に自然と涙が溢れていた。

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『ダラス・バイヤーズクラブ』を観賞。

面白い。物語や主題がかすんでしまうほどに、演技の熱量があり。実際にその問題に直面した主人公そのもののようで。周囲の人達がその人柄に惚れる場面にどれも納得させられる。だからこそ終演後振り返ると、その言動に真実味が感じられて、主題が浮き彫りになる。

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『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』を観賞。

面白い。登場人物のみならず作品自体も、軽快でPOPなノリな前作から、人の重みと狂気を感じさせる確かな痛みを伴った作品へと成長しており。見方によってはジャンルが変わったとも。毒のある笑いを散りばめつつ熱い展開を見せる、今作も好き。

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『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』を観賞。

面白い。テンション高止まりで終始笑いが絶えない中で、ヤクザの凄味も見せるバランスが、とってもいい。真剣だからこそのバカさ加減と、どぎついくらいのアクの強さが、いい味になっている。監督、脚本、演者、どれもピッタリとハマっていて、楽しめる。

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『劇場版 仮面ティーチャー』を観賞。

面白い。ファンが喜び、観客も楽しめる、魅せるアクションを入れつつ、教育モノしてるのがいい。笑いも含んだ柔の演技をする主人公達に、大真面目に剛の演技をする敵役と、各々の空気がつくられており。演者の熱量により劇場仕様に引き上げられているのがステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。


音楽生感想:2014年02月まとめ

2014年03月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

Warpaintさん「Warpaint」を聴く。(アルバム)

重みのある音の中に響き渡る、透き通った歌声が、暗闇の中に差し込む一筋の光のような、安心と温もりを与えてくれるのがとってもステキ。唯一溶け合わない音色が、細部までこだわって作り込まれた音だけで楽しめるアルバムの色や味わいを変えている。

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Templesさん「Sun Structures」を聴く。(アルバム)

色んな年代の音が再び鳴らされている昨今、まさにこの時代の音が聴きたかった、と嬉しくなってしまうくらい真っ直ぐに、サイケの音を本物の音で聴かせてくれるのがとってもステキ。今だからこそ鳴らせる、時代を超えた、気持ちのいい1枚。

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A Great Big Worldさん「Is There Anybody Out There?」を聴く。(アルバム)

昨今ないくらいPOPSど真ん中の楽曲達が楽しくて、嬉しくて、心が躍って!引き出しも多く、どの音も理解した上で、自分の音として昇華しているような。何度聴いてもわくわく出来る1枚!

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The Riflesさん「None The Wiser」を聴く。(アルバム)

アルバム全体を通して、程好く力が抜けているように感じられるのがとってもいい。自然と、音に体が寄り添っていく。今だからこその懐かしさをまとった聴きやすくノリやすい楽曲たちに、バンドとして鳴らす音楽の原点、一体感がある。

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Caravanさん「Paradise Filter」を聴く。(アルバム)

安心感があるも古びれてはいない、溢れ出す現役感がとってもステキ。今の時代に鳴らすべき自分達の音を確立している。聴きやすいPOPさを持った上で、円熟味を増した大人の演奏がただただカッコイイ。音を味わう上質な時間が過ごせる。

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Hospitalityさん「Trouble」を聴く。(アルバム)

序盤の勢いに体を預けていると、どの時代の音なのかわからなくなってくる、たゆたう音の流れがステキ。繰り返し、1曲目に戻る度、今に帰ってくるような。単なる懐かしさの模倣とは異なる、時間の跳躍。音の彩りが変わる中で、心を遠く運び行く。

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Fanfarloさん「Let's Go Extinct」を聴く。(アルバム)

至るところに夢のような音を練り込んだ面白さが大好き。男女混声の心地良さも、響きや鳴りを意識した音づくりも、全てが聴きやすいPOPさの中に溶け込んでいく。凄いことをさらりとやり切ってしまう、本物の才能と技術を持つ凄味。

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ゆずさん「新世界」を聴く。(アルバム)

らしい音にこだわることから離れ、懐かしい新しさ、という、おおらかなコンセプトを設けたことで、自由に音を楽しむ、そんな本来のらしさが際立った、とっても面白い1枚になっている。歌う側も聴く側も、互いに楽しみ合える、おもちゃ箱のような彩り豊かな楽曲達がステキ。

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Toni Braxton & Babyfaceさん「Love, Marriage & Divorce」を聴く。(アルバム)

90年代の流れを汲んだ、いつ聴いても安心できるであろう、いい音楽に満ちた1枚。メロディやサウンド、歌声はもちろん、マスタリングまで徹底している、その質の高さに聴き惚れる。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。