Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

6月30日(日)のつぶやき

2013年07月01日 05時39分56秒 | 雑談

『ハングオーバー!!! 最後の反省会』を観賞。シリーズの特長である二日酔いのお約束がないものの、小さなお約束や前2作との繋がり的な要素はしっかり盛り込んでおり。シモな笑いやハチャメチャの少ない、シラフのノリで話をまとめた、最後を締める作品として小綺麗にまとまっている。と思いきや。


きゃりーぱみゅぱみゅさん「なんだこれくしょん」を聴く。聴いたことのある楽曲が並ぶベスト盤、そんな印象を意図して持たせるように、まとまらないよう、きっちりとまとめており。前作よりお茶の間に馴染みやすい音で、カラフルなPOPを楽しませてくれる。ライブでその彩りがより鮮やかになりそう。


「音楽生感想:2013年06月まとめ」」※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。 blog.goo.ne.jp/aliz/e/42a670e…


「映画生感想:2013年06月まとめ(16本)」※映画館で観賞したもののみ。 blog.goo.ne.jp/aliz/e/014c1e5…


上半期好みな映画10本(観賞順)。クラウド アトラス/劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME/アイアンマン3/ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ/建築学概論/箱入り息子の恋/きっと、うまくいく/オブリビオン/百年の時計/かしこい狗は、吠えずに笑う



映画生感想:2013年上半期好みな映画10本(86本中)

2013年07月01日 00時00分01秒 | 映画つぶやき

2013年上半期86本映画館で見た中で、好みな映画を10本に絞るとこちら。

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『クラウド アトラス』を観賞。

素晴らしい!面白過ぎて涙が滲んでくるほどの映画体験!大好き!必然の流れを持っているかのように、過去、現在、未来、そしてジャンルをも超えたお話達が、絡み合いながら1本の物語を紡き行く心地よさ。断続的にクライマックスが並行展開していく高揚感がたまらない!

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『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』を観賞。

素晴らしい!ドキドキするほどの前向きさに、笑顔が溢れ出た。各々悩みながらも走り続ける、母子三代の輝く姿。アニメならではのコミカルさと、心の機微も伝わる繊細さのバランスもよく、誰もが抱く普遍的な想いを楽しみ共感できた。

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『アイアンマン3』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!超面白い!自分はアイアンマンのなにが好きなのかに気付かせてくれる、とっても気持ち良く、更に好きになれる最終回。強さのインフレに走らず、出会いと成長、創意工夫にこだわり、魅せ場はとことん派手に。戦い方もMk42も、みんな大好き!

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『ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ』を観賞。

素晴らしい!クリアな音と風味を残した画で、当時にタイムスリップしたような興奮と感動が。充実感に満ちたバンドの輝き、会場全体の熱気といったフィルムの向こう側にあるものが伝わってきて。心の中で何度も大好きだと叫び続けていた。

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『建築学概論』を観賞。

素晴らしい。純粋な男子による、そしてための、心がむず痒くなるほど、とっても愛らしいラブコメ。空回り具合も、勘違い具合も、全てがしっくりときて、自分の思い出に寄り添っていく。言葉の向こう側にある素直になれない想いまで、表情や仕草で細やかに受け取れるのがステキ。

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『箱入り息子の恋』を完成披露プレミア試写会観賞。

面白い。主人公の生真面目で不器用なキャラ的にも、お話の流れ的にも、とっても日本人らしいラブコメでよかった。会場全体が笑いに包まれる中で、しっかり見せ所もあり、要所要所で感動も誘いながら、それでもまた笑いに昇華していく、愛らしい作品。

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『きっと、うまくいく』を観賞。

素晴らしい!たくさんの奇跡が散りばめられた、観ているだけで幸せになれて、そして観てよかったと心から思える、とってもステキな、これぞ喜劇!深刻な社会問題を、軽やかに人間賛歌に昇華して。登場人物達が喜び、認め合う姿が本当に嬉しくて、何度も胸が熱くなった。

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『オブリビオン』をIMAX観賞。

素晴らしい。映像も、展開も、映るもの全てが、 震えるほどにカッコイイ。大好き!いくつものSF的な要素を詰め込みに詰め込んで、観客の抱くイメージも上手く利用して、その上でしっかりと見せ場を押さえて語り切る。大作ながら漂う、掘り出し物、感がたまらない。

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『百年の時計』を観賞。

素晴らしい。時の繋がり、人の繋がり。百年に渡る、たくさんの人生の重さや辛さ、その中にある確かな幸せ、そして未来。目に見えない温かな想いまで確かに伝わってくる。香川でしか撮れない作品ながら、普遍性を持った物語であり。いつしか自分の人生と重なって涙が溢れていた。

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『かしこい狗は、吠えずに笑う』を観賞。

素晴らしい!マズいものを見てしまった感覚が、肌に染み付いて拭えない。その凄みを形容する言葉を失うほど、作品に引き込まれた。ふたりの女子高生が紡ぐ、朗らかな友情が微笑ましく、でもどこかに違和感があるからこそ、全てが本当のことのように感じられた。

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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、別の話。ダメな部分も含めて好きだったりする。ので、オススメ出来ない映画もあるし、挙げたものより面白い映画ももちろんある。形を変えた自己紹介とも?


映画生感想:2013年06月まとめ(16本)

2013年07月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『オブリビオン』をIMAX観賞。

素晴らしい。映像も、展開も、映るもの全てが、 震えるほどにカッコイイ。大好き!いくつものSF的な要素を詰め込みに詰め込んで、観客の抱くイメージも上手く利用して、その上でしっかりと見せ場を押さえて語り切る。大作ながら漂う、掘り出し物、感がたまらない。

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『グランド・マスター』を観賞。

師達が人生の中で輝きを放った瞬間、各々が交差した瞬間を、断片的に、美しい映像で描いていき。だからこその儚さが心に残る。カンフー描写もひたすらに美を追求しており、強さより心の流れを描いているよう。ウォン・カーウァイ監督作として芯の通った、葉問の描き方。

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『はじまりのみち』を観賞。

素晴らしい。木下恵介という人物だけでなくく、その作品群にも愛着が増す、愛に満ちた作品。急がずしっかりと画を置いてくれるので、日常の静かな営みも、映画、として楽しめる。なにより近くにあるからこそ、なにより大きな愛情と、観客も向き合い、また歩むことが出来る。

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『ローマでアモーレ』を観賞。

面白い。どのお話も、夢の中で夢を見る、そんな夢さえ…というくらい、作品世界の中においても現実感なく、でも現実的な言動でニヤリとさせながら、ひたすらに転がり続けていく。全ての物語の答えは、ローマの素敵な街並み、にあるような。ふわっ、とした感覚が心地いい。

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『イノセント・ガーデン』を観賞。

面白い。徹底的に居心地悪く描いている、こだわりを感じさせる美意識がステキ。その作品世界に囚われて、気付くと放つ瞬間を待ちわびてしまっていたくらい。直接的ではない描写の中で、ざわつきが増し、ヒロインが快感に逆らえず染まっていく心の動きが伝わってきた。

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『G.I.ジョー バック2リベンジ』をIMAX3D字幕観賞。

面白い。オモチャっぽいギミックたっぷりな前作から、銃撃戦や肉弾戦寄りにし、細かいことは置いて騒ぎまくれる、アメリカンな娯楽作にし切った潔さがいい。避けたくなるほど飛び出す3Dや、ニンジャ絡みのアクションがとってもステキ。

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『言の葉の庭』を観賞。

素晴らしい。雨が好きになり、公園に行きたくなる、現実にまで余韻が残る素敵な作品。丁寧な描写で描かれる等身大の想いは、男子高校生を経ている自分にはわかり過ぎてむず痒いくらい。観る年齢や性別、環境によって感じるものも変わりそうで。何年かおきに見返したいと思えた。

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『百年の時計』を観賞。

素晴らしい。時の繋がり、人の繋がり。百年に渡る、たくさんの人生の重さや辛さ、その中にある確かな幸せ、そして未来。目に見えない温かな想いまで確かに伝わってくる。香川でしか撮れない作品ながら、普遍性を持った物語であり。いつしか自分の人生と重なって涙が溢れていた。

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『エンド・オブ・ホワイトハウス』を観賞。

面白い。敵の容赦ない攻撃や脅迫によって生まれる緊迫感にゾクゾクし続け、主人公の活躍を願い、そしてやり遂げていくカッコよさにシビれる。次々現れる困難と対峙しながら目的に近付いてく、ミッションクリア型のゲームを進めているような感覚がたまらない。

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『華麗なるギャツビー』を3D字幕観賞。

面白い。ギャツビーの登場が豪華絢爛なパーティーも霞むほど華麗に描かれ、現実離れした夢の中の存在のようであり。徐々にその人となりが見えていく中で、その全てが純粋な夢そのものであることがわかり。薄汚れた現実の中で輝きを放つ様を、ただ見届けていた。

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『アフター・アース』をIMAX字幕観賞。

面白い。あらすじにすればあっさりとしたお話でも、その過程をなんだか面白そうに語ってくれる。シャマラン監督ならではの心をざわつかせる恐がらせ演出を、IMAXで存分に味わえたのが、なにより嬉しくて。個人的にとっても満足。メカが有機的なのもいい。

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『10人の泥棒たち』を舞台挨拶付吹替観賞。

面白い。スターが集結している枠組みを上手く使って、誰が真の主人公かわからないよう、視点を変えて、見せ場をつくり。最後まで気が抜けないのがとってもいい。個人的に大好きなチョン・ジヒョンさんも魅力的で、縦横意識したワイヤーアクションも楽しい。

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『3人のアンヌ』を観賞。

面白い。3つのお話の、すこしの違い、すこしの繋がりから、すこしの本当が見えるような。ふわふわとした浮遊感のある、みんなかわいらしい、おかしさがとってもステキ。言語が違っても感じられる言葉にできない空気まで感じられるので、心地よさも悪さも確かに心で楽しめる。

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『かしこい狗は、吠えずに笑う』を観賞。

素晴らしい!マズいものを見てしまった感覚が、肌に染み付いて拭えない。その凄みを形容する言葉を失うほど、作品に引き込まれた。ふたりの女子高生が紡ぐ、朗らかな友情が微笑ましく、でもどこかに違和感があるからこそ、全てが本当のことのように感じられた。

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『殺人の告白』を観賞。

素晴らしい。劇場型の犯罪劇を、いくつもの激情的なアクションで繋ぎ、要素たっぷりの娯楽作品として、ひたすらに楽しませてくれる。1人の告白に対して、捉える視点も多く、ひねりもあるお話ながら、それを超えるほどに、ありえないカーチェイスなど、面白さいっぱいで大満足。

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『ハングオーバー!!! 最後の反省会』を観賞。

シリーズの特長である二日酔いのお約束がないものの、小さなお約束や前2作との繋がり的な要素はしっかり盛り込んでおり。シモな笑いやハチャメチャの少ない、シラフのノリで話をまとめた、最後を締める作品として小綺麗にまとまっている。と思いきや。

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※映画館で観賞したもののみ。


音楽生感想:2013年06月まとめ

2013年07月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

Gabrielle Aplinさん「English Rain」を聴く。(アルバム)

全体的な音のつくりも、表情が伝わる歌声も、瑞々しい生っぽさがあって、とってもいい。手触りのする感情が、真っ直ぐ届いてくる。暗く沈んだ雨雲の隙間から射し込む、一筋の光のような、喜びに似た心地良さが、心を包み込む。

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The Pastelsさん「Slow Summits」を聴く。(アルバム)

純粋に、いいな、って思える、今欲しい音をしっかり鳴らしてくれていて、とってもステキ。歩幅の速度で進んでくれる、時間を超えたPOPな響き。おだやかな陽射しを浴びながら、たゆたう音に体を預けると、さわやかな風が流れていく。

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Beady Eyeさん「BE」を聴く。(アルバム)

なによりバンドの鳴らしたい音を鳴らして、そこに昔の音色、今の音色も散りばめた、程よい身近さで。まっすぐ伸びやかな、いい音、に仕上がっている。以前から垣間見えていた音が、1枚のアルバムとしてしっかりまとまった印象もあり。全てに成熟を感じさせる。

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地行美穂さん「Picturesque」を聴く。(シングル)

3曲とも目の前に情景が浮かんでくる、映画音楽のような趣きがあり。かつ1曲ごとに時代もジャンルも異なる作品を観ているような彩りの豊かさもあり。各楽曲に込められた想い、心の機微まで伝わってくる素敵な演奏に寄り添えることに幸せを感じられる。

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Miles Kaneさん「Don't Forget Who You Are」を聴く。(アルバム)

誰にも聴きやすいPOPさで、迷いなく真っ直ぐにひねくれているのが素晴らしい。大好き!60年代から鳴り響いているブリティシュな音の遺伝子、楽しさを引き継ぐ、今だからこその音が嬉しくなるほど心地良い。

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Goo God Doolsさん「Magnetic」を聴く。(アルバム)

洗練され、スマートに、さわやかに、その上で熱量と壮大さがあるアメリカンな音はそのままに。幅を広げながら高みに向かう、確かな進化を見せながらも大衆向けに聴きやすいPOPさを常に保ち、バンドらしい音を鳴らし続ける、凄みがある。

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寿美菜子さん「プリズム」を聴く。(シングル)

アルバム、ツアーで自らの歩幅を確かめた、次の一歩。そんな継続性もありつつ、元気になれるPOPソングとして伸びやかに歌い上げていく、心地いい爽快感。カップリングは強めな曲調もその声が中和して健康的に前向きに。シンプルだからこそ印象に残るMVもステキ。

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Kanye Westさん「Yeezus」を聴く。(アルバム)

重く響く電子音達が、空間を意識して配置され、聴き始めたら抜け出せない音の迷宮をつくり上げている。次の展開が予想できないからこそ胸に響く、乱雑に整理された1つ1つの音を確認するため、全ての音を遮断し、このアルバムに引き込もりたくなる。

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きゃりーぱみゅぱみゅさん「なんだこれくしょん」を聴く。(アルバム)

聴いたことのある楽曲が並ぶベスト盤、そんな印象を意図して持たせるように、まとまらないよう、きっちりとまとめており。前作よりお茶の間に馴染みやすい音で、カラフルなPOPを楽しませてくれる。ライブでその彩りがより鮮やかになりそう。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。