Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

イベント生感想「LIVE 8 JAPAN」

2005年07月03日 23時33分50秒 | 音楽
昨日、LIVE 8 JAPANに参加してきました。

会場にはステージの後と両脇に巨大スクリーンが用意され、
各歌手のライブの合間に、アフリカの現状を伝えるビデオが流されてました。

50円の注射が打てずに、3秒にひとり子供が亡くなってることや、
日々を1ドル以下で生活している家族や、路上で生活している子供たちの様子などなど、
私が幼い頃に見た映像と変わらないどころか、ますます酷くなってる気がしました。

アフリカに対して言いたいことは色々とある方々も多いかもしれませんし、
そもそもアフリカだけでなく、世界各国で色々な問題は抱えていて、
もちろん日本にだって改善すべき点はたくさんあるとは思います。

経済大国と呼ばれる国でも、一部の人を抜かせば、
自分自身の生活だって100%満足できる良いものではないはずですし、
海外に安い労働力を求めて国内の製造業が空洞化して、
今後はどこも苦しくなってくと思いますからね。

その辺は利益最優先な企業の問題ではありますが。。。

でも、その辺はとりあえず置いといて、
今、自分が出来ることで、もし誰かの命が助かるなら、
ひとつくらい行動を起こしてみてもいい気はするんです。

島国根性とかムラ意識とか視界の狭さを表す言葉が日本にはありますけど、
もちょっと世界単位で考えてもいい時代、いいタイミングなのかなって。

みなさんもこちらから署名してみませんか?
名前、国籍、フリーのメールアドレスで大丈夫です。数で訴えましょう。
貧困救済だけでなく、米国至上主義を打破してみよう、みたいな意味でも。

さらに募金というカタチで確かに援助したい場合は、上の写真にもありますが、
こちらで紹介されてるホワイトバンド運動に参加してみましょう。

中田ヒデやノリカ先生がしててカッコイイから、
みたいな、ファッション感覚でもいいですからね。

こうした一歩が出せれば、いつか自分自身を守るための一歩も、
出せるようになるんだと思うんです。協力し合えると思うんです。

情けは人のためならずっていうか。

チョット思いついたので、話を少し変えると、
要らない命なんてどこにもない、っていうのもありますよね。

そもそも心臓病でほっとけば亡くなる私なんて、
生産至上主義な方々から見れば、使いづらい要らない命の人間ですからね、
だからこそ余計に助けたいのです。

今の私には命をかけても救いたい命だってありますし。

生まれの不幸、生まれも才能、
そんな冷たい言葉で人を切り捨てるのは、もう止めましょう。

運命なんて言葉に負けるの悔しいですもん。
自分がダメでも、せめて誰かを勝たせてあげましょう。

…とか、ちょっぴりメッセージを伝えつつ、
各歌手の感想を書いていきましょう。

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・RIZE
オープニングを飾るのに相応しいと言えるくらい、
熱い演奏、そして熱いメッセージを伝えてくれた。
音に合わせて楽しむこともまた、行動のひとつ、
というLive8の楽しみ方を方向付けてくれた気がする。
RIZEさんの音楽、初めて一通り聴いたけど、
この手の分厚い音は、ライブ映えすると思う。

・McFLY
20年前のLIVE AIDでもいなかっただろう、
もろ70年代な楽曲、そしてパフォーマンスがステキ過ぎ。
海外の学園ドラマに出てきそうなパーティーバンドノリで演奏を続け、
チャリティーを全く意識してなさそうに見える、潔い楽しみっぷり。
BCRやPilotが好きな私的には、とっても良い発見だった。

・Good Charlotte
なんとなくルックスから受ける印象から今まで聴かずに避けていたのだけど、
とっても聴きやすい美しい曲も多く、聴かず嫌いだったな、と思う。
パフォーマンスもギリギリな線を辿りつつも面白い。
しかしやっぱりチャリティーを強調せず、ライブを楽しんでる印象。
日本人はチャリティーとか慣れてないから頑張り過ぎちゃうけど、
ことさらに意識しない、これが正しい姿なのかしら。

・Dreams Come True
うれし楽し大好きってな感じのフラワーミュージックを体現しているというか、
舞台上の人達が驚くくらいに、ずっと満面の笑みを浮かべっぱなし。
アップテンポな曲でもバラードな曲でもなんでもおかまいなしな笑顔。
曲に合わせて旗を翻したり、さすがスタジアム慣れしたバンドとも言えるステージング。
さらにMCがみんな歌になってた。観客はみな、Live8Babys。
このノリが2時間以上続くとなると、この方々のライブはきっとスゴイポジティブ。

・Bjork
最初演奏が始まっても登場せず、仕切り直しな演奏開始にハラハラし、
さらに歌詞を見つつ歌唱する場面もありドキドキしつつも、
ファンも驚くくらいベスト盤的な選曲で、
演奏が進むにつれて、Bjork自身、本当に楽しそうな表情を浮かべ、
独特な踊りをしながらの見事なパフォーマンス。
一生の内にBjorkを十数mくらいな距離で聴けるとは思わなかった。
完全にミーハーというか、聴き惚れ、見惚れていた。
演奏中ずっと、自然とお祈りをするかのように両手を胸の前で組んでた。
電子音の上に民俗音楽的な圧倒的な歌唱。
Bjorkこそ21世紀唯一無二の歌姫だとしみじみ思った。

・DefTech
バックバンドなしのオケだけラップだったにも関わらず、
とっても勢いのあるステージング。
そしてMCでは最も熱いメッセージが伝えられた。
ちなみに最後の楽曲で、隣同士な方と手を繋ぐという場面があったのだけど、
なぜか私は両脇男なのに指を絡ませる恋人繋ぎをしてしまった。
両手上げやすいからそうだと思ったけど、普通手の平同士の握手繋ぎなのね。。。

・Do As Infinity
DoAsさんのライブは初めてなのでなんとも言えないけど、
トリなのにトリとは思えない飄々さで、
普段通りのステージングしてたように思えた。
特に可も不可もなく普通に楽しめたけど、
ファン集団に囲まれててたのでフリとかちゃんとマネしてみた。
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ライブとしての総評としては、
よくぞここまでジャンルがバラバラなメンバーを揃えたというか、
色々な音楽をひとつひとつ消化しなくてはいけないというのが、
ちょっぴり疲れるものの、どのイベントでも味わえない良い体験になりました。

一体、だれがセッティングしたんでしょうね、
日本代表、もうちょっとたくさんベテラン、中堅勢もいただろうに。

てか、各歌手同士の交流も観たかったなというか。。。

でも面白かったです。
音楽イベントとしても、そんなにも悪くなかったと思います。

LIVE AIDのDVDも欲しいなとか思いましたし。

こうしたイベントに当選して、参加できた、ということに対する義務として、
今回はちょっとメッセージが強めになりましたが、
たとえミーハー気分だとしても、たとえ偽善だと呼ばれるものだとしても、
善い行いは善い行いですからね。

せっかくのキッカケをもらったなら、
それに応えてみてもいいんだと思いました。

とは言いつつも、運動や募金は強制するものではないですからね、
みなさんも気が向いたら、肩の力を抜いて、気軽な気持ちで応えてみてください。

か弱い自分でも人の命を救える、ヒーロー、になれますよ。

2005年07月03日の服装

2005年07月03日 23時29分37秒 | 服装
新宿で高校のお友達さんと遊ぶ。
男同士だからどうでもいいや、ってなテキトーな服装。

しかし体にピチッとならないシャツを着ると、
より一層体が大きく見える。

膨張色の白なら尚更。

洋服のせいにするなという意見もありそうですが、
それはその通りな気もします。はい。。。