Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『ネバーランド』

2005年02月07日 00時19分15秒 | 映画
2005年2月6日、お友達さんと3人、
ワーナーみなとみらいにて、10時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
誰もが大切なものを見つけ、
想像力の偉大さ、信じることの大切さを、
改めて知ることのできる、
少しの淋しさがありつつも、
心優しくなれる、胸に染みる作品でした。

これは誰にでもオススメできる、
素晴らしい名作だと思います。

涙腺の弱い方は、
きっと大号泣してしまうのではないでしょうか。

いつまでも子供でいられる、
幸せだけで満ちた国、ネバーランドが、
まさしくこの作品の中にありました。

主人公の、子供達との楽しい空想に満ちた遊びと、
妻や子供の祖母による厳しい規律に縛られた現実。

このふたつが同列で描かれることで、
子供たちと遊ぶ、夢のような楽しい空想が、
より輝きを増していきます。

ずっとずっと夢の世界にいられれば、
どんなにか幸せだろうか、と。

けれど、ただ夢に逃げるだけではなく、
現実と向き合って辛さを幸せに変えることも、
互いに信じあえば、大人になれば、
きっと必ず、できる、ということも、
この作品では教えてくれます。

押し付けがましくもなく、
重くも暗くもなく、常にニコニコ優しい気持ちを、
自分が子供の頃に戻ったかのような純粋な気持ちを、
この作品は引き出してくれます。

素晴らしいです、これは。

私も想像力と空の旅に出てみようかな、
ネバーランドへ行くんだ。