F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

第33回矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック(Day2)

2019年07月28日 | 大会
●打撲った四頭筋
長男の住居不法侵入未遂などで、夜中にちょいちょい起きた際、四頭筋に十分な痛みを感じていて諦めの境地。

朝4時半に起床。朝の支度で水場まで歩くと、痛みはあるものの、昨日よりかは良くなっているようだった。膝の曲げ角度も幾分改善。

乗れたとしてもパワーが出ないなら、無理して出る意味は見いだせない。アップ段階でパワーが出るかどうかで出走を決めることにする。

ということで、準備は進めることにして、トーストとホットモーヒーで至福のキャンプの朝。キャンプの魅力の一つですな。

四頭筋を心配しつつ、なにげにお酒によるダメージの方も心配が・・・ まぁこれはじきに良くなるだろう。汗

●出場の判断
準備を済ませてコースに試走に行く。心配事がさらにもう一つ、昨日ダンシングの度に不具合を起こしたディレイラー周り。原因が特定できず未調整のままだ。

怪我の方は、痛みはあるがそれなりに踏める模様。目安にしていた300wが出たのでなんとかなりそう。
お酒の方は、少しずつ抜けてきた。苦笑
そして、ディレイラー。昨日のトラブルが嘘のように問題無い。昨日と変わったものと言えばホイール。推測だが、ディスクホイールの装着が不完全で、チェーンラインが僅かにズレてフロントが落ちやすい状況になったのかもしれない。

怪我は及第点、お酒も及第点、ディレイラーは合格なので、出場することに決めた。

●レース
ヒルクライムレースに疎遠になり、誰が強いのかよく分からないが、去年チャンプの熊田選手、ピンクな武田選手、漢なミヤケンさん、森本さんがつえーと言ってた嘉瀬選手あたりを意識して。

コンディションは下の下なので、とにかく守りの走りに徹する。それなりのタイムで走り切れば、親子賞(昨日の長男のタイム+今日のヒルクラのタイムの合計で競う)に食い込めるかもしれないので。

序盤は、上記の選手たちを中心に展開。1人が抜け出て一定のギャップのまま進行していく。ミヤケンさんは、相変わらず漢な走りで先頭を引く場面が多い。

人数が多いまま1車線の登り、後半戦にに入っていく。時々、嘉瀬選手の様子見っぽいペース上げがあるが、淡々と進行していく。
ここでふと思う。このままチャレンジなく終盤のペースアップにそれなりに対応してレースを終えるので良いのか?

レジェンド利ちゃんは言っていた。「行っても行かなくても一緒なら、行くしかないだろ〜バカヤロウ〜」
だよな。そうだよな。

矢島カップを獲るには1分半の差を得る必要がある。アタックして後ろが牽制し、20分ぐらいかけていけば1分半、行けるかもしれない。そう考えて、スキー場の下りの後、先頭を引いていたミヤケンさんのペースが落ちたところでアタック。

20分を淡々と、だが最初は追随させないために強めに。後ろは振り返らずに我慢比べ。諦めてくれるのを待って踏み続ける。しかし、なかなか後ろからのシフトチェンジの音は消えない。ガマン、ガマン、ガマン・・・ 

5分を平均300w以上で踏み続けたところで諦めた。これ以上は後続をただ引き連れていくだけだ。しかし、この動きで集団は7人に縮小。
一旦集団で休むことにする。が、間もなくして嘉瀬選手のアタック祭りが開幕。1回目はすぐに反応できたが、2回目はギャップが出来て、なんとか踏んでジョイン。3回目に、果てた・・・。3人が先行していき、4人が取り残された。

次第に踏める脚がなくなっていき、パワーも低下。7番手に転落したが、ラスト500mで下ハンダンスで6番手に上がり、このままと思ったがここで完全に脚が止まって痔エンド。

とってはいけない7位。いや、でもチャレンジしたし、十分にやりきった。そんな想いだった。

にしても、嘉瀬選手の走りは美しかった。この選手の将来がとても楽しみだ。

●リザルト
1:03:48 248w NP262w 90rpm
チャンピオンクラス 7位
矢島カップ 7位
親子賞 1位

頑張った結果、矢島カップで7位に入ることができた。そして何より嬉しかったのは、親子賞1位!長男も自分も頑張った結果だ。





●来年に向けて
帰路に遊佐町のヤマサ鮮魚によって、子供達が寝ている間に妻と岩牡蠣を食らう。矢島カップに行くと美味しい岩牡蠣食べられると印象付けておく。笑



矢島カップ、老体にとって優勝はハードルが高くなってきたが、親子賞の連覇という新たな目標ができたぞ!もちろん、すきあらば矢島カップも狙っていくけどね。

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