ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

喫煙者の品格?

2006-04-07 21:32:12 | タバコ(禁煙)
現在ベストセラーになっている『国家の品格』(新潮新書) の著者・藤原正彦氏は数学者であり、エッセイスト。数学や数学者に関する伝記・エッセイなどの著作も多数ある。(氏は作家・新田次郎と藤原てい夫妻の次男)

その1冊『古風堂々 数学者』(新潮文庫) の中に「歩きタバコ」と題するコラムが。

「喫煙しない私にとって、タバコの煙はいつも気になるが、中でも我慢できないのは、歩きタバコである。雑踏の中でやられると、こちらの手や袖にタバコの先が触れそうになる。
 歩きタバコをする人の大半は、燃え先が自分の衣服に触れぬよう外側に向けるから、なおさら危ない。
 さらに輪をかけてけしからんのは、歩きタバコをする人々のほとんどすべてが、燃えさしを道路など公共の場所に捨てることである。スイスのように燃えさしがどこにも見当たらない国のあることを思うと、いかにも情けない。
 平然と歩きタバコをする人々を見かけるたびに、したがって毎日、私は心の中で『このナラズ者』と叫んでいる」

まことに同感。喫煙者にも当然さまざまなタイプがいて、時代が変わろうと周囲に受動喫煙の害が及ぼうと一切おかまいなしに服毒行為にいそしむ暴煙族と呼ぶべきナラズ者もいれば、やめたくてもやめられない自分を恥じつつ因習を断ち切れない哀煙家もいる。
(大半の喫煙者は、できればやめたいと思っているという調査結果もあるのだから、「愛煙家」などというインチキ表現はやめてもらいたい)

近所の分煙レストランに行ったところ、喫煙席のほうは空いていてどんどん座れるのに、禁煙席は混んでいて長く待たされて座席比率の見直しを強く要望したオヤジであった。


朝6km 38・55、心拍152。
夜、おんぶスクワット/バランスボール/腰割りなど。
コメント (4)
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