ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

爪もみ

2006-04-25 22:04:31 | その他の雑記

新たな免疫理論で知られる安保徹(あぼ・とおる) 教授の本を数冊、集中して読んでみた。非常に明快でスッキリした。

対症療法でガンや病気を押さえ込む発想ではなく、体に備わっている免疫力をいかに高めるかが健康の大本ととらえる。
体調を左右するのは自律神経のバランスであり、そのバランスを崩す最大の元凶がストレスなのだと、安保先生は自らの体験もまじえて説く。

著者の免疫理論を読者が、かえって病状が悪化した、どうしてくれると大学にすごい剣幕で乗り込んできたそうだ。
著者と話してもラチがあかないと思ったか、学部長に面会を求め、その態度が気に食わないと文部省にまで持っていき、実際に文部省から調査に来たという。
体調は最悪となり、学生にも必要以上に厳しく当たってしまい、自分の弱さに直面させられた。
結果的には何ら責任を問われる点はなかったが、ストレスの怖さを身をもって実感したと。(『長生き免疫学』現代書林刊)

健康診断やガン検診についても懐疑的な立場。

「普段から体の声を聴いていれば、基本的に健康診断は必要ないと私は考えています。1年に1度の健康診断よりも、平常時の自己検診をしっかり行なうことのほうが、よほど健康を守る効果があると私は思うからです。
ガン検診については、有効性に対する疑問、検診による不安が発ガンを促すという点、自己検診のほうが重要であるということからお勧めしません。特に不調もないのに、何日もかけて人間ドックに入り細かく調べたり、脳ドックに入ったりするのは避けましょう。結果が微妙なときは迷いの元となります。
どうしても検診を受けないと気が済まないという人は、血圧や血糖値、白血球の総数、顆粒球とリンパ球の比率などを調べたらじゅうぶんです。
カゼ、けがなどの原因がないのに、白血球の総数が1万個/立方㎜以上ある場合は、1日のエネルギー消費量が高すぎる、つまり働きすぎということです。このような人は、交感神経の緊張が持続しており、病気を呼び込む体調になっているので、仕事量をへらすことが大切です」 (『病気を治す「体の声」の聴き方』マキノ出版刊)

こうした立場から、日常的に実施できる免疫活性化法として推奨されているのが、爪もみ。
爪の生えぎわを指でつまんで刺激するというだけの簡単なもの。

爪の生えぎわは神経線維が密集していて、きわめて感受性の高いポイント。爪もみの刺激は自律神経に伝わり、その働きを整える。
毎日継続することで、リンパ球をふやして免疫力を回復させる効果があるという。

具体的なやり方はこちら に。(くすり指以外の指を爪もみする)

というわけで、1日2~3回 (所要時間は1回2分程度) せっせと爪もみしているオヤジである。本には書いてなかったが、風呂で足の爪もみも。

朝 11km、1:10・43、心拍168。
夜、おんぶスクワット/素振り200回/腰割りなど。

きょうの東京は明け方まで雨、いったんやんでまた小雨がふったりやんだりしているうちに昼、猛烈な雷雨に見舞われ、1時間後には日差しが出る、目まぐるしく変わる荒天の一日。
小4息子が楽しみにしていた遠足は延期になってしまったが、結果的にはかえって良かったかも。なにせ目的地が、だだっ広い昭和記念公園 (立川市) だったから、あそこで雷雨に見舞われていたら恐ろしい。
朝、実施か中止か不明のため、4年生はほとんど皆、遠足と授業の両方の支度を持ってぞろぞろ学校に向かっていた。

コメント (2)
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