ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

イチロー選手の腰割り

2006-04-04 21:29:40 | トレーニング
きのう書いた「腰割り」に関して早速、素人楽師さんからコメントをいただいた。

イチロー選手がやっているのはマネしていたが、大相撲流のはさすがにキツイと。

そうそう、力士ほどスゴイ腰割りではないにしても、打席に入る前にイチロー選手が決まってする一連の動きの中に「腰割り」あるいは股関節ストレッチらしき動作がたしかにある。

イチロー選手が打席に入る前に必ずやってるアレについても、きのう紹介した『股関節エクササイズ』の本の中でスポーツ学の湯浅景元先生(中京大学 体育学部教授) が解説されている。

先生によると、あの動きは筋肉をリラックスさせるのがいちばんの目的ではないか、と。

筋肉の緊張は、意識すればするほど逆に緊張がつよくなってしまいやすいんだそうで、まず筋肉に強い力を加えるのが最もよい方法。
筋肉は一度力を加えてから、ふっと抜くとリラックスできる特性を持っている=ジェイコブソンの法則、なんだそう。

イチロー選手の腰割り (股関節ストレッチ) をよく見ると、(グッと力をいれて) 中腰状態でしばらく静止した後、ゆっくり力を抜いて元に戻していて、まさにジェイコブソンの法則そのもの。

オリックス時代からイチロー選手の打撃フォームを解析しているという湯浅先生はこのように語るとともに、

「一流の運動選手は、自分の能力を発揮するうえで効果がないと感じたことは絶対にしません。ましてや、イチロー選手のような『超』がつくアスリートになればなおさらです」

と述べて、あの動きの重要性を指摘しておられる。

うーむ、そうなのか。なるほど。

打席でバットを立てるあの仕草をマネするよりも、腰割りのほうをマネしたほうが、より効果的かも、と思うオヤジであった。


朝10km 1:05・56、心拍158。
夜、おんぶスクワット/素振り200回/腰割りなど。
コメント
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