#190 -’15. 男の品位

用事があり夕方から出かけた。

自分の考えは既に白亜紀の化石なのかも。

電車の中で若い女性が化粧はするは、おにぎりはほうばるし。

それぐらいの事では驚かなくなった。

『今日は山手線の中で見かけた飲酒を。』
それこそ、自分が幼い頃や若かりし頃にボックスシートでない、ベンチシート型の通勤電車内での飲酒など見かける事は殆どなかった。
旅行のボックス・シートでは勿論、飲酒も飲食も行っていた。

その数少ない過去の記憶を辿ってみると、飲酒している人を見かけたとしても、それなりの方である。
即ち、教養も学歴も職業もそれなりの方である。（教養も学歴も職業も差別する気はないが。）
それも、今日は山手線の電車内で往きと帰りに二度まで飲酒して居る人と会ってしまった。
勿論、往きと帰りの電車では内回り外回りですから別人です。
外から見ると、車内でアルコール飲料を飲む人には見えない、普通のサラリーマン風でした。
その人にとっては、飲酒とは普通の出来事なのかもしれません。
普通の方が品位の無い、常識の無い大人になったのでしょうか。
それとも、自宅迄、あるいは電車を降りてから赤提灯に寄るまで、待つ事が出来ないアル中なのでしょうか。
自己を律する事が出来ない意志薄弱なまま大人になってしまったのかもしれない。

いかにスーツを着ていようが、それに包まれたものにそぐわない行動であると思わないのであろうか。

男の品位と言うほどの大上段に構える程の事もない、今では普通の出来事なのかも。


明日は今日より忙しい。
午前中にアポイントのある用事が二軒。
午後、アポの無い用事が一件である。
原村から戻ってから一度もスポーツクラブに行っていない。
身体もなまる。