週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#216 -’10. 実りの秋

2010年09月21日 22時40分18秒 | 原村の自然など
今回、原村を走っていて気になったことがある。

それは収穫が終わった田とこれから収穫する田。

収穫直前の田圃の稲が強い風雨の為か倒れてしまっているのである。

『頭を垂れる稲穂かな。』であれば実りの秋が約束される。

しかし、今回は稲の茎が折れて倒れているものを沢山見かけた。

丹精こめて栽培した稲が収穫直前で倒れている。

倒れる事により、機械で収穫できないだけならば良いが、お米が水に浸かり
商品価値がなくなってしまったのではと心配になる。

そんな、気になる田圃の稲でした。

画像は実りの秋の象徴です。
農業大学校の売店前のヒメ林檎です。






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§ 技術の伝承

2010年09月21日 00時00分01秒 | たわごと(少し硬派に振って)
日本には世界に類を見ない程の職人芸の技術の蓄積があると云われる。
本当でしょうか。
大企業や中小企業が世界の最先端の産業を支えるべく光った技術を持っていることは間違いのない事実です。
でも、その技術が廃れようとしているのです。
というより廃れ始めているのです。
その確固たる技術を伝承できないからなのです。
後継者がいないなどとの生易しい問題ではありません。
その光った技術を使用する仕事がないのです。
仕事がないのですからその技術を引き継ぐ後継者など存在する筈が無いのです。
伝承どころか、今既に技術を持っている匠ですら、賃金を得る事すらできなくなっているのです。
では、その比類稀な技術を生かす仕事は何処に行ってしまったのでしょうか。

日本では中国製品や韓国製品の地位が著しく低いです。
中国は納得できても、韓国製品に関してはすでに日本製品を凌駕している物が沢山あるのです。
日本では正当な評価を受けてい居なくても、世界の中にあっては正当に評価さらています。
つい最近まで、韓国の製品が売れればその根幹をなす技術製品は日本から輸入しているから、利益を上げるのは日本であると、良く言われてきました。
本当でしょうか。
団塊の世代ないしはその上の昭和の世代の退職した優秀な技術者が高度の技術引っさげて仕事を求めて韓国や中国に赴いたのです。
従って、その根幹をなす技術ですら韓国や中国へ流失しているのです。
ですから、同じ技術であるなら、安くて手に入る韓国などの製品が世界を席巻するのです。

日本ではつい最近まで韓国製品が日本の技術を元に工業化を歩んできたとの自負があります。
ですから、韓国製品や中国製品恐れずに足りずと思っているのかもしれません。
しかしながら世界ではその様にみていません。
日本での低い評価に比べ韓国製品などの工業製品は既に日本ブランドを凌駕している部門が沢山あるのです。

マレーシアのべトロナスツインタワーの建設には日本の企業と韓国の企業が請け負いました。
建築の進捗状況が最後の一日前まで日本の工事が先を歩んでいました。
しかし、最後の一日で、トップの建築状況が韓国企業に抜かれたのです。
徹夜で工事した韓国に抜き去られたのです。
それ程、韓国は情熱をもやしているのです。
それ程、韓国は日本を抜き去ることに意欲をもやしているのです。
造船では大昔に韓国に抜かれ海底油田を掘削する施設も今では韓国製です。

近いところでは、原子力発電所では敵になるはずの無い韓国に東芝などの企業体が敗れ去っているのです。
東芝などは韓国の企業に部品などを供給する下請けの一企業に成り下がっているのです。

IPADの競争相手も東芝は問題外でサムスンの製品が本命視されています。
それ程、技術も販売戦略も長けているのです。
世界的なブランドイメージではソニーを既に越えていることは周知の事実です。


世界各地に高速鉄道網の整備が進みつつありますが、韓国いわんや中国も競争相手なのです。
信じられませんがそれが技術の流失と技術の進歩なのです。
中国が競争相手とは、時代が大きく変わっていく事を感じてしまいます。
これらの競争に負ければ日本の技術の伝承はかなわないのです。
伝承すべき仕事がないのです。
勿論、雇用の場も喪失してしまいます。

政治力、経済力、もてるものは何でも使って契約をもぎ取らねばならないのです。

声を大にして言いたい、仕事のない所に技術の継承は無いのである。

日本では売れない韓国車、それでも世界の市場を席巻していきます。
偏見に満ちた日本市場とでも言いましょうか。



追記 半年以上前に書いた記事である。
   昨今の円高を受けてアップすることにした。
  
出番を控えている”たわごとと”しては、『百貨店、生活保護、耕作放棄地と雇用の場、医師不足、ジェネリック医薬品など』である。
気が向いた時に。
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