Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

キャンディスと振り返るアメリカンアイドル12

2013-06-05 10:47:27 | アメリカンアイドル
TVラインHQ、Michael SlejakによるCandiceのインタビュー映像2本と
かつてシーズン6で実力がありながらトップ3に漏れたメリンダ・ドリトルと振り返る
今回のアメリカンアイドルシーズン12のエピソード1本が掲載されている。
その中の要旨をまとめてみた。

http://tvline.com/2013/06/01/candice-glover-american-idol-idology-exit-interview/

残酷で予想外だったシーズン11のラスヴェガスでのキャンディスの脱落、
その後、サウスカロライナ、セントヘレナ島に戻ってから、
キャンディスはカントリー、フォーク、ブルース、
テイラー・スウィフトの曲などを聴き、
オールラウンドなアーティストになることを目指した。
その過程において、自信を回復し、
「業界向きではない」「売れるとは思えない」という審査員からの厳しい指摘、
ネット上に寄せられた視聴者からのコメントと真剣に向き合い、
シーズン12へと挑戦する気持ちへと切り替えた。

トップ7の段階で審査員、メンターのジミーがそれぞれの考えるトップ3を発表した時、
マライアしかキャンディスをトップ3として予想していなかったこと、
ランディーから「チャーチガール」と言われたこと、
それぞれについての本音を語ってくれた。

シーズン11でジェシカとディアンドレと三人でラスヴェガスのグループ予選で歌った時、
自分は自信があった。
それなのに脱落したこと、寄せられたコメントなどから自分は「フロントランナー」
に向いてないのでは(バックボーカル向きでリードボーカルに相応しくないのでは)
と考えたりもした。

シーズン12、グループ予選では以前の経験をもとに納得するパーフォーマンスができた。
"Natural Woman"、この曲はブラックガールがここぞという時にピッタリな曲だと思った。
いろいろな人が歌っていてどの人のヴァージョンにしようかと思案した。
結果的には自分らしく歌えたと思う。
"I Who Have Nothing"ではスタンドマイクではなくハンドマイクで歌うことに決める。
ビートルズの特集では"Come Together"、最初はクールな曲だと思い、
気軽に決めてしまったが歌詞が意味不明で練習する段階で戸惑った。
それでもリラックスして良い雰囲気で本番では歌えた。

トップ7ではラザロに足を踏んづけられて痛くてたまらなかった。
スタイリストがアンバーにしてるように自分のことも毎回ヘアスタイルを変えたり、
放送回ごとに違ったイメージを作り上げようとしたが、
「私はこのままでいい。」と自分を貫いた。

マイクを持って歌いながら登場し、中央にあるスタンドにマイクを置き、
そこで歌うというシナリオだった時に、ステージ中央に歌いながら歩み寄ったら、
サックス奏者が中央で演奏していてスタンドはどけられてしまっていた。
そのまま、中央から引き返して歩きながら歌い続けたが、カメラがそれを追ってくれて、
むしろ効果的な演出になった。

トップ2で"I Who Have Nothing"をもう一度歌うことにした時、
前の時と同じように歌うわけにはいかないと思った。
自分の目の前には審査員だけでなく、テレビの前での観客たちがいる。
その人たちの期待に応えなければいけない。
そこで冒頭の部分をアカペラで歌うことにした。
最初がアカペラなのはとても緊張したけれど。

優勝者に与えられるその人のために作られリリースされる曲、
"I Am Beautiful"
「好きな彼には分ってもらえなくても私は美しい」という歌詞、
共感できるというメッセージをたくさんもらうが、
歌詞を書いたのは自分じゃなくて、ちょっと照れくさい気がする。
でもありがたいと思っている。

グランドフィナーレでのジェニファー・ハドソンとのデュエット、
ジェニファーは忙しいからリハーサルの時間が余り取れない、
自分のパートをしっかり一人で練習するようにと言われた。
しかし一緒に歌った時に素晴らしいケミストリーが生まれ、
そしてジェニファーは気さくでとても感じの良い人だった。

(ここで番組側からキャンディスにお花のプレゼント。
パープル系の小花をまとめたブーケに「私の今日の服とぴったりだわ。
ほんとうにありがとう。」と喜ぶキャンディスがすごく可愛い。)

もう一本のメリンダと振り返る今回のシーズン。
最高の瞬間と「?」の瞬間について語られていて私が感じたのと重なる部分も多々あり、
興味深かった。

「マライアがなぜ口パクにしたのか、理由がわからない。
女優やモデルではなく偉大なるディーヴァが演出を歌よりも優先するなんて。
口パクであっても音声と口を合わせればまだ良かったのに全くチグハグだった。」
「アダムがアンジーとのデュエットでアンジーの引き立て役に徹し、
アンジーの良さを引き出しているのが素晴らしかった。」
「ラザロがキャンディスにとって最高の瞬間である優勝発表の場で、
ずっとガムを口を開けて噛み続けたのは許せない。」等々。

まだまだ本当のアメリカンアイドルの裏話はありそうだが、
公表できるのはこのくらいかと。
キャンディスのインタビュー、ますます彼女のことが好きになる謙虚さ、
可愛らしさが出ていた。
特に普段話す声が静かで穏やか。
その中に秘められた闘志やプロ意識、
人知れず重ねた苦労があるかと思うと感慨深い。


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