Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 グランドフィナーレ

2013-05-31 00:42:57 | アメリカンアイドル
キャンディスvsクリーの決勝、ソウルvsカントリー、サウスカロライナvsテキサスの戦いになる。

1曲目、番組制作者、サイモン・フラーの選曲で、クリー"Angel"、キャンディス"Chasing Pavements"
2曲目、優勝した場合のデビュー曲になる歌、クリー"All I Cried Out"、キャンディス"I Am Beautiful"

3曲目は今シーズンに歌った曲の中から、クリー"Up To The Mountain"
赤いドレスで歌うクリー、ここまで来たという自信と喜びが前面に出ている。
キャンディス"I Who Have Nothing"
アカペラで始まる。スモークがきつすぎてステージのキャンディスの姿が見えなくなるが、
そんなことは物ともしないキャンディス。
もう神々しいばかりだ。
アメリカ国民ばかりか神仏も味方につけた。
こういうゾクゾクする瞬間が観たくてこの番組を見続けている。
最後の"I Love You"には鳥肌が立ち涙。
観客もスタンディング。
キャンディスは黒のスパンコールのドレス、初めて膝上寸で足を見せているのが可愛い。

歌としてはキャンディスが圧勝だ。
それでもクリーの惹きの強さも感じ、前回予想外にアンジーが落ちただけに結果は読めない。

フィナーレのレッドカーペット。
シーズン8のアダム、ダニー・ゴーキー(エリックべネイと同郷のミルウォーキー出身)
シーズン9のリー・デワイス、シーズン10のスコティーの姿が映る。
スコティーが太目になったのに対しダニーは引き締まっている。

男性のトップ5のパーフォーマンス、フランキー・ヴァリが登場し、
ヒットメドレーとなる。
5人の中でポール・ジョリーが光って見えた。

マライア・キャリーのパーフォーマンス。
なぜフェイクなんだろう?
今までゲストの人で口パクで歌った人なんていただろうか?
理由を考え始めたら気になってパーフォーマンスを落ち着いた気持ちで観れなかった。

"Inseparable"、キャンディスが歌い始めるとゲストはジェニファー・ハドソン。
3回目の挑戦でここまで来たキャンディス。
ファイナリストに選ばれながらもまさかの敗退をしたジェニファー。
ジェニファーはその後、自分がアカデミーもグラミーも取るなんてその時想像できただろうか。
キャンディスだってジェニファーと共演する自分の姿など考えもしなかったはずだ。
傷ついたところから立ち上がってきた二人のパーフォーマンスは圧巻だった。

トップ3のアンジー。
アダムばかりかジェシー・Jとの共演。
アンジーはソロだけでなくデュエットにも長けている。
ファイナルを目前に敗退してしまったアンジー。
番組はこういう人を放ってはおかない。
しっかりと華を持たせた。

キースの曲でクリー、ランディー、キースの共演。
二人に囲まれてクリーも嬉しそうに弾けている。
ランディーは今回で番組を去る。

しかし、ここまで来てなぜニッキーのパーフォーマンスがなかったのかと不思議になる。

NYのアレサ・フランクリンと中継を繋ぎトップ5の女性達と"Natural Woman"
アレサのソロは素晴らしいが、中継の共演というのもちょっと寂しい。
そして共演というよりもトップ5は完璧なバックコーラス。

最後のゲストはジェニファー・ロペス。
相変わらず綺麗だ。シンガーというよりもダンサー、女優だ。

トップの画像は二人で歌い終え、発表を待つキャンディスとクリー。
二人とも輝いている。
ここまで来たら悔いはないはずだ。
いや、ここまで来たら優勝したいという気持ちも強いはず。

キャンディス、優勝おめでとう!

それまで緊張している様子だったクリーに対して、表情を抑えていたキャンディスの涙。
キャンディスと仲の良いバーネルが自然に寄り添う。
デビュー曲の"I Am Beautiful"を歌うキャンディス。
初めて涙で歌にならない。

「どれだけ泣いても傷ついても何を言われようとも私は美しい」
という歌詞がキャンディスにぴったりだ。
今までのキャンディスの苦労が報われる心洗われる瞬間だった。