Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

真夏の夜は更けて・・・

2011-07-30 10:21:38 | 私の日々
画像は四谷のソウルバー「音色」のHPより。

コットンクラブ、サム・ムーアのライブ、6時開場の30分前、
5時半を目指して出掛けていく。
Tokiaビルの入り口からコットンへと向かうエスカレーターに乗る。
真ん中付近にいる男性の後ろ姿、どうもSさんに見える。
間違ったら恥ずかしいのでそのまま声を掛けずにいる。
一番上付近にいた男性が振り返り「お~!」
それはウチの夫だった。
そして真ん中はやはりSさん。

3人で開場までしばし並ぶことになる。
たぶん次回ここに来るのは9月のエリックべネイの来日。
開場まで外で並ぶスタイルのコットン。
いったいエリックの時には何時頃に来たら良いのか想像もつかない。
一番前に並んでいる人に「いつから並んでいるのですか?」
と思わず聞きたくなる。

最前列、ステージに向かって左端の席、5人分を押さえる。
Sさんが「ちょっと買い物に行ってくる。」と出掛けて行って
買って来てくれたのは「スーパー・ウコンドリンク」
「今日はたくさん飲むからこれを先に飲んでおくといいよ。
ノーマルじゃなくてスーパーにした。」
早速頂きました。

ほどなくchanparaさんもやってくる。
4人でまずはビールで乾杯。
「初めて観たコンサート」の話になる。

Sさんはセルジオ・メンデス、chanparaさんはスティービー・ワンダー。
それぞれ中学に入ったばかり、一人で出掛けていったそうだ。
理由としては同じ趣味を持ち、
コンサートの代金をお小遣いを貯めて行くような志の少年が身近にいなかったからだ。

私は千代田区に住んでいて学校も九段、その上武道館は習い事でも通っていたので、
土地勘もあり家から簡単に行けたが、遠くから少年達が武道館目指してやってきた冒険談、
聞いているだけでその日の気持ちが手に取るように分かりワクワクした。

開演少し前にAさんがやってくる。
その時点でテーブルには全員でビールを飲んだ後に取った
ワインの空のボトルが2本とウコンドリンクの缶。
Aさんから車で来たと聞き、またコットンは駐車券が出るというは初耳だった。
ビルボードは地下の駐車場が便利だがこういうサービスはない。
ブルーノートでは向かい側のコインパーキングを利用している。
当然Aさんはジンジャーエール。

サム・ムーアのライブ終了後、Sさんが以前から気になるソウルバーが四谷にある、
行ってみないかという話になる。
Aさんの車とタクシーに分かれて四谷を目指す。
「ソウルバー音色」

自家製で栽培しているミント入りのモヒートを注文。
ミントとライムをしっかり潰してからキンキンに冷えたラムを注いでくれる。
シンプルなインテリアのスタイリッシュなお店。
店内の音楽と共に目の前のスクリーンに掛かっている曲のジャケットの映像が出る。

"Betcha By Golly, Wow"が流れ始めたので、
「あれ、これ最近ライブで聴いたのは何だったっけ?」と独り言。
周囲から「フィリップ・ウ―のバースデイコンサートでしょ?」
そうでした。あの時、ブレンダ・ボーンが歌ったのでした。
考えてみたら、このメンバー、全員CHIC、ナイル・ロジャースからずっと来ている。

4月の来日ではそれぞれ3回~5回の鑑賞。
そして一日だけの夢の公演だった5/29は全員通し。
その後のフィリップ・ウ―で再会し、シェリル・リンへと。
「529は素晴らしいライブで良い思い出になったけど、さすがに翌日まで疲れが残ってしまって。」
と話すと、周りからも「翌日どころか2,3日疲れが取れなかったよ。」などと。

次回のライブはお二人はブッチ―・コリンズ。
その後はエリックべネイにそれぞれ数回いらして下さるとのこと。
Sさんはそれまでエリックを知らなかったのが、ラジオから流れる"Sometimes I Cry"を聴き、
タイトルとエリックの名前を書き留めたという。
Aさんから突然「あれっ、『エリックべネイ研究家』ってもしかして?」
「はい、私です。」(笑)
chanparaさんもアメリカンアイドルの検索からこのブログを見つけて下さり、
エリックのCDをお買い上げ、4月のライブも予約して下さっていたとのこと。
こうやって縁あって知り合った方、お二人が私のブログを読んで下さっていたとは光栄の至りの夜でした。