Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン9 トップ10

2010-04-27 00:06:10 | アメリカンアイドル
トップ10、テーマはソウルとR&B。
メンター、歌唱指導者はアッシャー。
通して観て驚いたのはそれぞれに腕を上げ、特に女性は皆、美しくなったこと。
本番だけでなくて素顔に近いリハーサルでもみんな、輝いている。
毎週2日ずつ放映が進んでいくのだから整形などしている暇はない。
ファッションやメイク、見せ方だけではなく内面や緊張感でこんなに変わるとは。
久しぶりに見て同一人物とわからなかった人もいる。

トップバッターはシヴォーン。
シャカ・カーン "Through The Fire"
リハーサル、アッシャーは彼女の服装を見て心配した。
「見た目に拘り過ぎると歌に注目がいかなくなるよ。」
アッシャーってけっこう優しい。
彼女の服装はかなり風変わりだ。
それを婉曲な言い方で指摘した。
本番もとても綺麗でR&B風な雰囲気が出ている。
しかしシャウトが耳触りだと指摘される。

ケイシー。
間違いなく優勝候補でしょう。
"Hold On I'm Coming"
華があるし、歌もギターも巧い、人気もある。
本人も優勝を狙っている心意気が感じられる。
しかしカーラとエレンから100%の力を出し切ってないと言われる。
サイモンは「今までで最高のでき。」

ビッグ・マイク。
インディア・アリー "Realy For Love"
よく歌えていると思うが、ケイシーを観ている時のようなトキメキがない。

ディディ。
"What Because Of The Brokenhearted"
最初の頃は個性的な魅力があったディディ、
ブロンドの典型的なクールビューティ風にまとまってしまった。
美しくなったとも言えるが、自分らしさが損なわれたとも思える。
好きな歌だが、とっても難しい曲なんだと思い知らされた。

ティム。
アニタ・ベイカー "Sweet Love"
エッセンスのメインステージで聴いた曲。
ティムは余りに大きな曲に挑戦し過ぎた。
しかし歌は決して上手とは言えないけれど、何かいじられキャラで許せてしまう。
どんなにけなされてもめげない。

アンドリュー。
クリス・ブラウン "Forever"
アッシャーから「目を閉じないで俺の目を見て歌え。」
審査員には好評だが、サイモンからキャラが弱いと。
同感だ。歌は巧いがこの人のために投票するだけの強い魅力に欠ける。

ケイティー。
アレサ・フランクリン "Chain Of Fools"
声は良いけれど曲としてのまとまりに欠けた。
年齢に相応しい初々しさが出てこない。

リー・デワイズ。
コーネリアス・ブラザーズ "Treat Her Like A Lady"
アッシャー、「Wow、君の声は最高だ。自分を信じろ。
自分が自分を信じなくて誰が君を信じるんだ。」
心を動かされるものをリーは持っている。
彼もトップに食い込めるのでは。
サイモン、「今晩は君の人生を変えた夜だよ。」

クリスタル。
グラディスの"Midnight Train To Geogia"
ピアノの弾き語りからマイクを持って立ちあがり歌う。
プロ顔負けの歌いっぷり。
グラディスとは違う味わいを出した。
音域も歌唱力もずぱ抜けている。
彼女もトップを狙える。

客席に「グリー」の鬼チアー・コーチを発見(!?)

アーロン。
"Ain't No Sunshine"
前回優勝のクリスも歌ったが、残念ながらそれには及ばない。
アーロンには好感を持っているが、
やはりクリスは歌とアレンジに長けていたと思わされた。

トップ20の後、しばらく振りにじっくりとアメリカンアイドルを観て、
トップ10、それぞれの努力の跡と著しい進歩を感じた。