Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン9 トップ20

2010-04-01 16:58:16 | アメリカンアイドル
トップ20、本来なら女性10人、翌日が男性10人の順で放映の予定が、
女性候補者の一人、クリスタルが急病で入院したため、
急遽男性のパーフォーマンスが先になった。

今回のテーマはビルボードのヒット曲。

マイケル・リンチ。
ジェームズ・ブラウンの"It's A Man's Man's Man's World"
「前回は前座のようだと言われたので、今回は主役を狙っていく。」との言葉通り、
ソウルフルな曲をコンテンポラリーに、そして自分のものにした。

ジョン・パーク。ジョン・メイヤー"Gravity"
前回よりも良くなっているが、サイモンから「君にはBelievabilityがない。」
と言われてしまう。「それはどういうこと?」とのライアンの質問に、サイモンは、
「真実味、本物、スター性、存在感。」
説得力がないということか。

ケイシー・ジェイムズ、ギャヴィン・デグロウ"I Don't Want To Be"
今までトップ入りした候補者達、ボー・バイス、エリオット・ヤミン、クリス、
何人かが歌っていることから挑戦してみようと思ったそうだ。
ギターが巧過ぎて、逆に歌の印象が薄れてしまう。
シーズン5でエリオットがこの曲を歌った時のようなインパクトがない。

アレックス・ランバート、ジョン・レジェンド"Everybody Knows"
前回、サイモンに「歌い終わって喜んでいるのは、君、それとも僕かな?」
今回は緊張し過ぎてせっかくのチャンスを逃さないように楽しみたい、
前回は受けを狙って自分らしさが出せなかったと。
ジョン・レジェンドの曲をギターを手に19才の男子らしく歌っている。

トドリック、ティナ・ターナーの"What's Love Got Do"
前回サイモンに「歌えるダンサー」と言われたせいか、ほとんど動きがない。
エレンに「ダンサーの武器を生かして。」カーラにも賛成される。

ジャーメイン、マーヴィン・ゲイ"What's Going On"
名曲はいじり過ぎてはいけない。
ファルセットや技巧に拘って直球が送れないジャーメイン。
そして審査員やライアンとのやり取り、受け答えで少し損をしているように思える。

アンドリュー・ガルシア、ジェイムズ・モリソン"You Give Me Something"
特技でヒップホップが踊れるのにはびっくり。
オーディションの時のポーラ・アブデュル"Straight Up"が余りに素晴らしく、
それを超えることが中々できない。

アーロン・ケリー、テンプテーションズの"My Girl"
若い人にこういう歌を歌ってもらうと嬉しいのだけど、
思い入れのある曲はこちらも観る目が厳しくなり、深みがない印象が否めない。
しかし、歌声やいつも謙虚な彼の態度は好感が持てる。
楽屋でサイモンに"Believe in yourself a bit!"と声を掛けられていた。

ティム、ギターで"Come On Get Higer"
チャーミングだけど歌手としては限界を感じると厳しい意見が。

リー・デワイス、"Lips Of The Angels"
音程がずれたり、ずり落ちたズボンを歌いながら上げたり、隙だらけだけど、
この人の歌には何か人を感動させるものがある。
これがサイモンの言う"Believability"かもしれない。

男性全員を観て、リー、ケイシー、マークが抜きに出ているように感じた。

女性10人。
入院していたクリスタル「もうだいじょうぶよ、私はタフだから。」
「前回、サイモンに地下鉄の通路で歌っている人みたいと言われたけど、
実際シカゴで歌っていたのよ。足を止めて聴いてくれる人もいた。」
"Long As I Can See The Light"
確かに彼女の歌を聴いたら、歩いている人も立ち止まるだろう。

シヴォーン"Think"

ヘイリー"The Climb"

レイシ―"Kiss Me"

ペイジ"Walk Away"

ケイティー"Put Your Record On"
エレンに「歯医者でかかっているような曲」と評される。
要するに環境音楽ぽいということなのだろう。
アメリカのエリックべネイファンの仲間から、コリーヌ・ベイリー・レイ、
デビュー前に教えてもらった。
2006年にはグラミーニ部門の栄冠に輝いた。
コリーヌはさらっと歌っているようでも深みや彼女の人生が歌に表現されている。
ケイティーはその域には達せず、可愛い曲として歌った。

ディディ"Lean On Me"

ミシェル"With Arms Wide Open"

ケイトリン"The Scientist"

リリー"Change Is Gona Come"

結果発表は全員で"I Gotta Feeling"のパーフォーマンス。

最初の男性の落選はパーク、そして次は意外にもジャーメイン。
女性は、ヘイリー、こちらも予想外のミシェル。

ジャーメインの個性は視聴者には受けなかったのだろうか。
ミシェルはスター性を感じたが、前回の歌のできが余り良くなかったからだろうか。

今回のシーズンを通して観ていて今までになく候補者達の緊張感がひしひしと伝わってくる。
たとえ自分の合格がわかっても、すぐに喜べないほど神経が高ぶっているのがわかる。
落ちた人に対しての思いやりも深い。