Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

クールアンドザギャングの後は

2010-03-29 16:19:54 | 私の日々
Kool and the Gang、土曜日の1stが終わって外に出ると、時間はまだ7時を廻ったばかり。
カジュアル席で食事をしていないので、恵比寿まで行き、
フットニックにてロンドンプライドとフィッシュアンドチップス。

そしてブラウンシュガーへ。
"Too Hot"の演奏がなかったと話すと早速レコードを掛けてくれる。
うん、これですっきりした。

マスターの新作、「春のお便り 春野菜の盛り合わせ」
ふきのとう、タラの芽、菜の花にバーニャカウダソースが添えられている。
「春苦み、夏は酢の物、秋辛み、冬は油と合点して食へ」
それぞれの季節の健康に良い食べ物を詠った石塚左玄の言葉でしたっけ?
体のために良いだけでなく、春には苦みのある食べ物が美味しい。
ふきのとうやタラの芽、てんぷらだけじゃなくてこういう食べ方もあったんだ。
中高年への心遣いメニュー、ありがたく頂きました。

そしてシュリンプカクテル、ぷりぷりのエビに
シーフードカクテルソースが生のホースラディッシュを使った自家製。
せっかくここでヘルシーにまとめようかと思ったが、
やはりマスターのオムライス、大好物なので注文してしまい完食。
先週、志したダイエットの話はどうなったんだろう。

カウンターのメンバーが次々とスタイリスティックスやジェームズ・イングラム、
シェリル・リン、アニタ・ベイカー、ジョージ・ベンソンなどをリクエスト。
土曜日のせいかみんな、弾けていて盛り上がっている。

しかし一週間が無事に終わり、疲れも出てくるのか、私のお隣の二人組、居眠りを。
片方だけじゃなくて二人同時なのが何か微笑ましい。
頭が傾いてきてグラスが倒れそうなので、そっと脇にずらす。
眼が覚めて、「お酒を!」と頼んでいるので、事情を話してグラスを戻して差し上げると、
恐縮して下さった。

ちょうど一週間前は香港のランカイフォン、ビアグラスが倒れそうなので支えてあげたら、
私がその人のドリンクを盗もうとしていると誤解されてしまった。
日本だと人格を疑われることなどないけど、
海外だとまともな人に見えないのかなぁとその折のことなど思い出し苦笑い・・・

皆でマスターのことをバーケイズのメンバーに似ているという話になり、
「これ、観たことあります?」とシンバットの95年~99年のライブDVDが出てきた。
ジャマイカの97年度のバーケーズ、テンプテーションズ、ジェフリー・オズボーン、
アイズレイ・ブラザースの映像をカウンターのメンバーで観賞。

最初に女装したシンバッドのティナ・ターナーの物真似から始まり、大笑い。
エッセンスとはまた違ったテイストと会場の様子、
でも同じように観客達は歌詞を皆覚えていて口ずさみ、
思い思いのやり方で楽しんでいる。
観客をみているだけでも面白い。

「確かエリックべネイは99年のシンバッド、出ているはずなんだけど?」
とジャケットを見せてもらうと、ペイテレビの映像ゆえ何度Youbuteにアップされても消されてしまう
デニス・ウィリアムズとエリックのモータウンメドレーが収録されている。
その上、一度も観たこともない"When You Think Of Me"のシンバッドの映像も。
この時はデニスとのデュエットだけじゃなくてエリックがソロで歌う場面もあったんだ。
そしてそうそうたるメンバーが一組3~4曲しか歌わないこのイベントに
エリックが招待されたとは名誉なことだ。

時間は12時を廻った頃、翌日、というかその日は主人の父の引越しの日だったので、
朝から段取りや手伝いもあり、その辺りで失礼することに。
シンバッドのDVD、入手可能とのことで予約をお願いする。
帰り道、せめて"When You Think Of Me"だけでも
ちょっと見せてもらえば良かったなぁなんて。
近いうちに観られるのを楽しみにとっておきます。