Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet"When you think of me"

2010-03-13 11:53:04 | エリックベネイの曲
「ハロー、ベイビー 元気でやっていた?
また君に会えるとはね
あれだけ僕を落ち込ませておいて、やってくるとはね
僕たちは仲良くやっていた
でも君には他の男ができた
もし僕が君のして欲しいことを
わかっていなかったのならあやまるよ

知っていると思うけれど、あれからずっとうまくやっている
家も引っ越したんだ
僕のすべての夢を君が時間の無駄だって言っていたこと
思い出したよ

君が他の世界にいる間に僕も新しい世界を作った
それなのに君はまだ僕を想っているって言うの?

死にたいと思うほど、落ち込んで
膝から床にくずれるように泣いて
君にはそういう気持ちがわかるのかな

これ以上生きていられないと思って
君の世界はパニックを起こすかな?
僕のことを想う時

僕はすべての愛を君に注いだけど
君が求めたのは物質的なものだった
今でもそうみたいだけど
それだって簡単なことじゃないだろう

僕はかつてないほど落ち込んだ
立ち直るのにしばらく時間もかかった
君のためなら命も惜しくなかった
そういう僕の気持ちを全部考えてみたことがある?

君の女友達と一緒に夜を過ごしたりしたけど
あれは君と彼へのあてつけだった
ホノルルへ二人でいくつもりだったんだってね
でも彼は君を置いて行ってしまった

さあ、涙を拭いて もう終わったことだ
僕のフィアンセに君を紹介しよう

もう一度聞きたい 僕のことを想っていたって?
僕の思い出から逃れることができなくて
大きな波に流されながらも僕を想っていたって?

目を閉じると僕の顔が見えた?
そして僕の気持ちを考えてみた?
あれほど強かった愛が偽りに過ぎなかっただなんて」

2005年のエリックべネイのライブは"If You Want Me To Stay"から始まった。
Slyをカバーしたエリックの1stアルバムのこの曲、
当時、アメリカでバッシングが続いていたエリックから
「居て欲しいなら歌うけど、どうする?」と会場の人々に問いかけているようだった。
もちろんライブに足を運んでいる人はエリックに帰って欲しいはずもない。
観客を男性と女性にわけて、"If you want me to stay"と"Stay With Me"とエリックは歌わせた。

2007年のスタートは3rdアルバムから"India"、アメリカへ置いてきた娘のインディアを想う気持ちを込めた。
そして東京ジャズフェスティバルでもヘビーで複雑なインストが続く中に最後に登場したエリック。
シンプルに歌い上げるこの曲は逆に新鮮で、夏の熱い会場に涼風を吹かせた。

2009年、2月の来日は2ndアルバム"When You Think Of Me"がスタート。
「久しぶりにみんなに会うけど、僕のこと忘れてなかったかな?」
そんなカードをエリックは突きつけた。

映像はラテン系のTVにオンエアされたもの。
昨年の映像かと思う。
ライブ会場で最初はヤジが入っている。
その内、観客も一緒にコーラスを始める。
エリックは一見深刻なこの曲を、軽く歌っている。
それでも、この曲はエリックの歌の巧さを最初にガツンと聴かせるだけのポイントが凝縮されている。

Eric Benet Live.avi