Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン9 ハリウッドグループ審査

2010-03-12 09:27:35 | アメリカンアイドル
ハリウッド予選、オーディションで85人が落選、残った96人がグループ審査へと。
それぞれチームを組んで選曲、アレンジ、振り付けまでこなさなければならない。

自然に組む相手と出会える人、中々相手が決まらない人。
決めたけれど、この人とは巧くやれないと悩んでいる人。

シーズン5から観てきて、どのシーズンだったかは忘れたが、一度グループ審査のない年があった。
その苛酷さ、人間関係のもつれ、有望視されていた人がこの審査でつぶれていくことから、
取りやめになったのだと思った。
次の年には再開され、やはりここが見せ場、そしてここをくぐり抜けるくらいのガッツと
円満さがなければ、この業界ではやっていけない。
しかし今回はアドバイザーのような立場に人が統率して、アレンジをチェックしたり、
仲裁に入ってくれている。

候補者たちも地方予選の時から、もしハリウッドまで行けたらグループ審査で組む相手、
視野に入れているのかもしれない。

グループが決まり、夜がふけていく。
もっと練習したいと思う人もいれば、睡眠が大切と寝てしまう人もいる。
確かシーズン5のエリオット・ヤミンもメンバーを置いて部屋に帰ってしまった。
もっともエリオットはいろいろと持病もあるから彼なりの体調管理があるのだろう。

レディー・ガガの同じ曲を選んだ二組がある。
近くで練習していて、相手の良いところをパクったりと火花が散っている。

アレンジでグループ内で揉めている人達。
メンバー達ができないと言っているのに一人が譲らない。

全部を仕切りたがり、周りと衝突している人がいる。
相性が合わないで自滅していくグループ。

マイケルは、息子の出産に立ち会わず携帯で病院での様子の実況を聴きながら参加している。
「この瞬間に妻と一緒にいたかったけど・・・」
「電話で参加できて良かったよ。」と仲間達。
仲間の一人のセスには自閉症の幼い息子がいる。

先ほどから揉めているグループの女性一人が棄権した。
ここまで来てやめるとはよっぽど我慢の限度を越えたのだろう。
グループを仕切っていた女性は歌詞を忘れて失格。
病気のお母さんの世話をしていて歌も性格も優しいジャーメインは何とか合格したが、
「グループ審査は地獄だった。」

グエン・ステファニー"Sweet Escape"を選んだグループがいくつかあった。
みんな、かんでしまって歌詞が歌えない。
ハーモニーも最悪になる。難しい歌だ。

10代後半の4年間を刑務所で過ごしたというマット。
「失望させた家族を喜ばせたい。」と頑張っていたがここで落選。

ずっとメンバーを怒っている人がいてずいぶん自己中心的な人だなぁと思っていた。
歌い始めたら他の人たちがバックコーラスもそれぞれのソロもひどすぎる。
これでは怒りたくもなると納得。

過酷なグループ審査が終わった。
ここをくぐり抜けた人から更に人数が絞られて、トップ24へと進んでいく。
今までもいろいろなドラマがあった。
今回のグループ審査、これでも穏やかに終わった方なのでは。