行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー運用、JPXプライム150に連動するETF登場

2024-01-27 21:37:48 | 年金生活者
市場の期待を上回る利益成長が見込める国内大型・中型150銘柄で構成するETF(上場投資信託)「iFree ETF JPXプライム150」が1月24日、東京証券取引所に上場した。このETFは大和アセットマネジメントが運用し、JPX総研が2023年7月に算出・公表を始めた指数「JPXプライム150」に連動する国内初の金融商品。

触れ込みは、JPXプライム150指数は米S&P500指数に匹敵するいやそれ以上と下図を示している。東証の岩永守幸社長は、JPXプライム150ついて「資本の効率性と成長力においてはS&P500に比肩しうる」と胸をはっていた。


新NISAがスタートし、S&P500や全世界株式(オルカン)といった海外株インデックスファンドに個人投資家の人気に集中している。一方日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)に連動するファンドは盛り上がりを欠いているだけに「JPXプライム150」に連動するファンドに期待が掛かる。

プライム150は東証プライム市場に上場する時価総額上位の企業のうち、財務実績と市場評価が高い150銘柄を厳選している。国内2000社超で構成されるTOPIXと比べると、プライム150の銘柄数は10分の1以下。プライム150の構成セクターは情報・通信業や医薬品などの占める割合が大きい半面、自動車や銀行、不動産などの割合は低く抑えられているのが特徴だ。国内最大の時価総額(約48兆円)を誇るトヨタ自動車やパナソニックでさえ、プライム150の構成銘柄からは外れている。詳細は2023年5月30日のブログ参照https://blog.goo.ne.jp/ajimayukuo/e/089ba61f19a140351758c99bfaddd0f0

最近の日本株について、 バンク・オブ・アメリカが世界のファンドマネージャーを対象に行った最近の調査では、中国株を売ることと日本株を買うことが、最も人気のあるトレードアイデアの3つのうちの2つとなった。 (もう 1 つは、急騰している米国のハイテク株マグにフェセント7を積み上げること)

今後プライム150指数が海外の投資家に認知されるか、これがキーポイントで、年金生活者も国内株はプライム150ファンドに集中投資をするという選択もありで、注目していきたい。銘柄の入れかえは8月と予想され、これも注目だ。










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