行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

地球上で飢餓が拡大する中、やせ薬(肥満症薬)の大ヒット

2024-02-25 18:11:05 | 生活
日本でも肥満症薬「ウゴービ」が22日に発売されるとの報道、肥満症に苦しむ人には朗報だが、1ヶ月4万円の負担となる。日本では美容整形に利用されないようにとの防止策が課題だとされている。
米国では既に発売されて、製薬会社イーライリリーの「ゼブバウンド」が投与量によるが15から21キロ減量するとのことで大ヒットし、同社の株価はハイテック並みに跳ね上がっている。

肥満度を測るBMI係数が25以上の人は日本では男性が33%、女性は22%なので需要は限られていると思うが、米国のように平均BMIが既に男性26.6、女性26.5(米国CDCのデータ)だといくら注射嫌いの米国人でも飛び付くのだろう。

ユニセフによると2021年には、8億2,800万人もの人々が飢餓の影響を受けて、2020年より4,600万人、2019年より1億5,000万人も増加している。同じ地球上で飢餓に苦しむ人がいる反面、飽食による肥満も存在する。


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