年金生活者のマネー、日経平均バブル後高値更新 3万1524円 どうする

専門家によると、年末までに38000円という説と、どこかでいったん26000円ぐらいに落ちる。という具合に極端に見方がここへ来て分かれている。長期投資を旨とする年金生活者はすでに高くなった成長個別株か、PBR1倍割れでこれから値を上げるかもしれない株を買うか正直眼力はない。

安全なのはやはり投信だろう。日本株全体はここのところバフェット効果で世界の投資家からの資金が入っているので底上げが予想される。日本株を組み入れた投信で「R&Iファンド大賞2023」最優秀賞を受賞したファンド「Ｏｎｅ国内株オープン＜自由演技＞」アセットマネジメントＯｎｅ株式会社、と「優良日本株ファンド＜ちから株＞」三菱ＵＦＪ国際投信株式会社を時間分散で年末までに分割して買うのが無難だろう。

ONE国内株オープンは組み入れ銘柄186、騰落率1年12％、3年63％、信託報酬1.76％、優良日本株ファンドは組み入れ銘柄50、騰落率1年14％、3年69％、信託報酬1.1％、この数値で見る限り優良日本株ファンドの方が良い。これは組み入れ銘柄数の差が出ているからではないか。組み入れ銘柄を厳選することでパフォーマンスを上げている。
TOPIXの騰落率は1年8％、3年40％だから両方とも上回って、アクティブ投信の面目躍如といったところ。