1打差で単独トップに立っていたルーキーの中村心(19) 、最終18番、優勝を決める1.5mのパーパットを外し9アンダーに、そして安田祐香(24)、河本結(26)との3人によるプレーオフとなった。中村は精神的ダメージをひきづり、プレーオフ1ホールめで80cmのパーパットを外し脱落、初優勝の夢は絶たれた。
雨中の中、安田と河本はがっぷり、プレーオフ4ホール目、お互いに1打をバンカーに入れたが、そこから安田はピンに絡まる見事なショットでボギーの河本を制し、激闘に決着をつけた。
長い経験と苦労を積んだ安田の2勝めはルーキーにとって基調な経験となった。中村心だけで無く、同じルーキー入谷響も17番ホールでバーディを取り9アンダーにしながら、18番でパーパットを外し、プレーオフに加われなかった。2人とも最後のここぞというショートパットを緊張のあまり外している。しかし、ルーキーがここまで頑張る大会は珍しい。入谷の270ヤードドライバーは印象に残り、昨年の竹田を彷彿させ楽しみだ。
竹田と言えば、今大会では予想外の予選落ち、パットに原因があるようだ。1Rで、クロスハンドに替え、2Rでは元に戻している。気掛かりだ。