行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

毒を以て毒を制す

2018-06-12 18:43:17 | 政治

今日の米朝会談、片や裁判も掛けないで叔父を銃殺し、半分血を分けた兄を暗殺した邪悪な指導者、かたやセクハラ王で虚言症の大統領、まさに毒をもって毒を制すといった期待が持たれた絵図だ。現段階ではそれが成功したかどうか判然としない。共同声明では何も具体的なことが記載されてない。これまで全て覆された合意と同じ内容だ。さすがに記者会見では今までとどう違うという質問が出たが、大統領、国務長官が違うといった人を食った大統領の答え。

日本のマスコミは握手しただけで号外を出すという馬鹿げたことをやってる。号外を出すなら完全に非核が実現するプロセスと期限が明確になった時点で出すべきだ。日本は非核化は米韓中に任せ、拉致問題一本に絞るべきとこのブログでも述べてきた。トランプは北朝鮮の未来は明るい、金正恩は若いが優秀な指導者と持ち上げ、経済援助は日韓主体などと言ってるが、拉致問題が解決しない限り、制裁も解除せず、一銭も出すべきでない。

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