スポーツ界で不祥事が相次いでいるが、自分が唯一参加してるゴルフでの不祥事だ。昨日片山プロのブログで自ら「前半略、・・・・現在、機構において調査が行われており、しかる後に、私に対する処分が行われるものと理解しておりますが、私は、今回の件について、皆様に対して謝罪と反省の意を示すとともに、自らを深く振り返る時間を持つべく、自らの意思として、当面の間、トーナメント出場を自粛させて頂くことにいたしました。この自粛により、新たに関係各位の皆様にご迷惑をおかけすることになることも十分認識しておりますが、何卒、ご容赦いただければ幸いです。申し訳ございません」と謝罪文を掲載している。
報道によると、本大会の前日のプロアマ戦で、同伴のアマが片山プロの言動に激怒し、途中でゲームを止め帰ってしまった。その片山プロの言動はグリーン上で、アマがライン読みをしていたのに、自分が練習をしていた。14番では終了した13番で、片山プロがグリーン上でパター練習をして、アマが14番へ移動を促したが、「まだ詰まっているじゃないか」と練習を続けた。
詳細はプロ協会の調査を待たないと解らないが、石川選手会長はアマプロ競技ではお客たるアマ参加者を不愉快にしたことは準則に反するとしている。その準則とは「プロアマトーナメントに出場する同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならない」だが、片山プロのとった態度は7人しかいない永久シード選手としてマナー違反の方が問われる。
ゴルフは個人プレーであるが、必ず同伴者がいる。最低限のマナーは同伴者が気持ちよくプレーできるように気を使うことだ。日本を代表するシード選手であればなおさらスポーツマンシップが要求される。トランプと安倍首相がゴルフをして、安倍首相がバンカーでひっくり返ってもトランプは手を差し伸べずスタスタ行ってしまったと話題になったくらい、同伴者に対するマナーはゴルフでは重要だ。
ゴルフを始めた方々が練習場で、練習をせず雑談を大声でしていることが多い、この片山事件を契機に、レッスンプロは先ずマナーを教えてほしい。