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行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

迫力満点のゴンドラ、苗場へ紅葉狩り?

2023-10-14 22:25:19 | 国内旅行

紅葉狩りに苗場温泉へ、もみじは今夏の暑さのためか色づいた段階だったが、日本一の長さのロープウエィ、ドラゴンドラはスイスのゴンドラに劣らない迫力で楽しめた。

ロープウエィは山を登ものと今まで思っていたが見事に覆された。昇る過程で谷を越えるが、ドラゴンドラは谷を急降下しそして急登する。

最初は普通のロープウエィ

谷底に急降下

時には谷の渓流に急降下、そして急登する。雄大なジェットコースターのごとく

25分のスリルの後、リフトで更に頂上へ、1400mぐらいなので、うっすらと紅葉も,赤いのはナナカマド、田代湖とはるか苗場山を望む

昨夜、地元魚沼産の越後ワインをいただいた。国産のワインの技術が向上して、カベルネソーヴィニヨンとメルローの王道の組み合わせ、若いワインなのでフレッシュ感があるが、やや辛口で味には気品が有りレベルに到達している。苗場プリンスホテルではハーフで1200円、お土産やでは800から900円。

 

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明日香再訪こぼれ話

2023-09-26 15:29:27 | 国内旅行

明日香へは近鉄線橿原神宮前からタクシーを利用した。ガイド兼運転士さんは親切で4時間あまりゆっくりと観光できた。出発前に橿原神宮駅で食べた珍しいうどん「餺飥(はくたく)うどん」は初めて見参、うどんのルーツとのことで、見た感じは名古屋のきしめんの倍ぐらいの平打ち麺でもちもちしていて美味しかった。

 上がすだちはくたくうどん、下が夏野菜てんぷらはくたくうどん

調べてみると、奈良時代貴族が「餺飥うどん」を食べた記録が残っている。うどんの元祖ともいわれ、当時は小麦粉に米粉や山芋の粉などを混ぜた平麺に、醤(ひしお)をつけて食べていたようだ。醤は醤油の元祖といわれ、新嘗祭宴会の雑給として食料が支給された際、「醤」は、貴族(5位以上)に支給された。奈良に来ると元祖が多いみたい。

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明日香再訪

2023-09-22 22:58:33 | 国内旅行

琵琶湖でのOB会の帰路、京都も奈良も凄い観光客で込み合い、コロナのこともあり、静かで田の中に彼岸花咲く明日香を訪れた。ここへ来るとはるか昔、古代日本にどっぷりと浸れる。
明日香は歴代天皇(大君と呼ばれた)の宮があったところで、藤原京ができるまで天皇毎に宮があった。中国の例を習い、碁盤の目のような広大な条里宮は藤原京からだ。

ここへ来ると、推古天皇の摂政としての聖徳太子がやはり主人公で、まず生まれた厩のそばにある橘寺をお参りした。

聖徳太子の愛馬像

推古天皇が建立した日本最古の大仏がある飛鳥寺にある16歳の太子像

明日香にはいくつ古墳があるかわからないが、発見されたとき日本中が大騒ぎした高松塚古墳と最近ではキトラ古墳の周囲に描かれた図絵が注目されている。キトラ古墳はさすがに現代技術を駆使した映像展示で図絵の解説がなされている。双方で共通しているのは中国の東西南北を守る四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)が同じ作者が書いたごとく似ている。翌日訪れた薬師寺の薬師如来坐像の台座にもこの四神が彫られていた。

高松塚古墳、キトラ古墳も小さめだが、同じ形をしている。

蘇我馬子の墓とされている石舞台は誰でも入れるので人気スポット、右の下が入り口


今回初めて知ったことだが、天武天皇と皇后でのちの持統天皇夫婦が一緒に入っている小山のような天武・持統天皇陵、天武天皇は石棺に葬られ、持統天皇は初めて火葬され、石棺はない。
古代日本は興味が尽きない。

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JR今どき、DXより縄張りが優先

2023-09-19 12:08:34 | 国内旅行

コロナで中断していた関西でのOB会、いつも貯まっているマイルでJALかAVA利用だが、何年ぶりかで東海道新幹線を利用することにした。ところが久しぶりで戸惑うことが多い。夏休みは蓼科だったのでJR東の駅ネットで切符を手配し、最寄りの昭島駅で発券出来た。東海道新幹線はJR東海のスマートEXというネットで手配しなければならない。ログインして何とか往復の切符を手配出来たのだが、ここからが驚き。

発券はJR東海の駅か都区内のJRの駅だけで、最寄りのJR昭島駅ではできない。出発当日慌ただしいが東京駅で発券するしかない。航空便だと発券する必要は無くQRコードだけで乗れる。スマートEXやえきネットはQRコードを発券機で読み取ってもらい紙の切符を出してもらう。その手間はともかく,今どき日本が東と西に分かれているかのごときネット分割でDXの便利さを縄張りが優先されていることにびっくり。

日本の省庁間の縦割りは有名で、折角のマイナンバーカード普及に障害となっているのでデジタル庁を設置した訳だが、民営となった旧国鉄が分割されたことが肝心の顧客サービスネットまでわざわざ分割し、相互の切符発券を妨げている。日本のDXが遅れている1つの象徴かも

 

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環境省「国立公園にホテルを誘致」、結構だがインフラ整備必須

2023-08-05 21:50:10 | 国内旅行

環境省は4日、国立公園にホテルを誘致する候補地に十和田八幡平国立公園の十和田湖地域、中部山岳国立公園の南部地域、大山隠岐国立公園の大山蒜山(ひるぜん)地域の3地域を選んだと正式発表した。滞在型観光を推進し、外国人客の消費拡大と環境保護につなげる。との報道、日本の緑あふれる環境はアジアからの観光客には特に魅力的だろう。

しかし、日本の今の山岳観光はインフラの整備が遅れており、交通手段は車が主体、前回のブログで蓼科と北八ヶ岳ロープウェイ(高度2240m)を紹介したが、運転出来ない高齢者にとってロープウェイ山麓駅まで1日数本のバスが頼りだ。事実宿泊したリゾートホテルの客9割はマイカー利用だ。そうしたアクセス事情から外国人観光客は全く見かけなかった。

以前このブログで観光大国スイスを紹介したが、ユングフラウ鉄道のように岩山をくりぬき、高度3454mまで鉄道が運行して、頂上では氷河の中に立つことが出来る。また、マッターホルンでは、1520mの麓から2930mまで8人乗りロープウェイ、そこから大型のロープウェイに乗り換え、更にエレベータで富士山より高い3883mのクラインマッターホルン展望台に到達、80歳台のシニアも富士山より高いところに来たと喜んでいた。インド人家族は赤ん坊まで連れてきていた。

外国人観光客を誘致したければ、新設ホテルへのアクセスを環境省は自治体と協力して整備しなければならない。鉄道やロープウェイは無理としてもEVバスの運行ぐらいは必要だ。

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暑さを逃れ高原へその2

2023-08-03 21:43:18 | 国内旅行

涼を求めて北八ヶ岳ロープウェイで7分間、一気に2240mへ、

坪庭散歩コース上は溶岩で覆われているが、ロープウェイ山頂付近はお花畑

 

展望デッキからの南八ヶ岳連峰、このデッキは北八ヶ岳なので八ヶ岳の雄大さがうかがえる

このあたりの森林では枯れ木が目立つ、縞がれ現象とのことで初めて聞いた。Wikipediaによると「縞枯れ現象(しまがれげんしょう)は、亜高山帯の針葉樹である、シラビソ、オオシラビソの優占林に限って見られる現象。木々が立ち枯れたり、倒れたりすることにより、遠くから見ると縞状の模様が見られる。
山の自浄作用とも木々の世代交代や天然更新とも考えられている。大規模な縞枯れは蓼科山や縞枯山などで見られる」

目前の縞枯山に入り、縞枯れ林越しに麓を展望した

快晴であったが、肌寒くなってきたので、ロープウェイで下山、超アルデンテの信州そばを食べ終わったころ、にわかに暗くなり、雷鳴と猛烈な雨、やがて雹になり、2時間も足止めとなった。山頂駅では徒歩で下山すると言ってた70歳台と思われる山女3人、どうしているか心配したが、途中の山小屋で雨宿りし、無事同じバスに乗り込んだ。彼女たち白駒池から登ってきたと聞いてたくましい高齢者もいるもんだと感心!!

 

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暑さを逃れ高原へその1

2023-08-02 17:00:07 | 国内旅行

旅のブログは久しぶりだ。コロナが流行りだした2020年2月にイタリアに旅行して以来だ。コロナ下、出不精になっていることを強く感じたが、とにかく暑いので、近くの高原を検索し、蓼科にホテルを取り、切符も手配したが久しぶりのことでもたもたすることが多かった。「あずさ」で立川から茅野まで一本で行けるし、ホテルが茅野まで送迎してくれるので、気安い旅程だ。

典型的なリゾートホテルで、最近はサウナがプールサイドにまである。

広大な敷地内には散歩コースをかねた彫刻公園がある。蓼科湖とアルプスを望む。

彫刻公園内には64のだく品があるが主立ったものは「長崎の平和祈念像」の制作者彫刻家北村西望の作品だ。十二支の作品の内羊、背景に見えるのはライオン像

公園内の清らかな流れに咲く「梅花藻」

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京都の紅葉を訪ねてその3

2019-11-28 17:14:58 | 国内旅行

JR東海の「そうだ京都へ行こう」という宣伝文句の舞台2019年は金戒光明寺だが、紅葉に関してはかなり落ちる。幕末京都守護職松平容保の拠点、新撰組が何回となく呼ばれ、謁見した書院がある。

南禅寺多くの塔頭があり、どこが良いのか判らない。とりあえず疎水の山側南禅院に入った。亀山天皇の離宮だったので分骨陵もある由緒あるところ。小さな陵だが宮内庁管理だ。庭は夢窓国師の作

最も紅葉が多く良さそうなのが天授庵の庭園

疎水近辺

南禅寺境内の紅葉

若い人は殆ど外国人観光客

ねねの寺、高台寺は工事中で庭園散策のみ

団体ツアー、最高のシーズンとあってバス満席の46名、集合時間に遅れることなく時間との勝負は乗客の質に掛かっている。高齢化を反映して年寄りばかりだが、2日間、1日12000歩も歩いたが、杖をつきながら80歳の方々たいしたものだ。聞いたところ入院友だという。同じ病院に入院し、リハビリした友だという。リハビリ医学の進歩の賜だ。

また、4人のベトナム人家族がツアーに加わっていた。紅葉はベトナムでは見られない。日本で10年働く娘が母を呼んだという親孝行、ところが母は車いす、妹と従姉妹が介沿いして石段の多い寺周りを良くこなした。日本人にはできないことだ。インバウンドの観光客もそういえば、身障者や幼児を連れた若いアジア人夫婦が結構いる。嵯峨道では年寄りが転んだら素早く助け起こしてくれたインドネシア人夫婦、乳呑み児を抱えていた。

 

 

 

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京都の紅葉を訪ねてその2

2019-11-27 22:44:49 | 国内旅行

京都永観堂禅林寺の紅葉は世界一と以前のブログで紹介した。今回は夜訪れた。桜と違い照明方法が難しいのか紅葉は昼の方が迫力がある。紅葉は上だけでなく落ち葉も美しく照明は上のみ照らしているからだろうか

琵琶法師の平家物語がながれ、情緒豊かだ

ここは唯一銀杏の落ち葉が映えて、紅葉と協奏

翌日、永観堂と並ぶもみじの名所東福寺へ、ここの境内谷があり、谷底からと谷をわたる通天橋から鑑賞できる。

通天橋から

谷底

東福寺近所の民家のもみじ

 

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京都の紅葉を訪ねてその1

2019-11-26 17:20:00 | 国内旅行
混雑覚悟で、ツアーに参加、個人旅行だと交通手段が難しいけど、ツアーなら回避できる。その代わり忙しく、1日1万歩以上歩く、先ずは嵯峨野へ、
清盛ゆかりの白拍子祇王の寺、祇王寺の見事な紅葉






小倉山 二尊院



橘の実も紅葉の中で映えてる






常寂光寺、近年にない美しさと地元の人の弁













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