コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

檜岳山稜 ~ イワシャジン

2018-10-11 18:06:37 | 登山







少し早めに帰宅しなければならない用事ができたので近場の丹沢へ・・・・ 
今回は檜岳山稜を歩いてきました。いつもの寄大橋に車を止めて7時に出発します。
2時までには戻ってきたいので、ユーシンや鍋割は止めて、檜岳~雨山~雨山峠~寄沢
のショートコースにします。ゲートを越えて林道を少し歩き、成長の森の散策コースから登って行きます。

この案内板のある所から左へVターンして作業道へ・・・・・










トラバース気味にしばらく進んだあと植林された尾根を高低差700m直登します。
展望なし花もなしで、いわゆる訓練尾根です。










ひたすらジグザグに高度を稼ぐこと1時間半、
ようやく植林帯から自然林の森へと変わってきました。











食圧で矮小化した花が点々と現れてきます。






  









アザミ、センブリ、ホトトギス

伸びると食べられ・・・を繰り返すので本来の姿ではないのですが
何とか花を一つだけ咲かせています。

スタートから約3時間、稜線の縦走路に着きました。
案内板はありませんが、この樹の場所に合流します。











右に進めば檜岳( ヒノキダッカ )山頂に到着。












このあたりは丹沢でも静かな山域で、今日も人に会うことはありませんでした。

このあたり、尾根の上ですが湿り気が多く、地面は苔などで覆われていて
樹々も苔むしています。










雨山へ向かいます。












蛭ヶ岳、檜洞丸は雲に隠れていました。












ヤマボウシの果実


















尾根を外して適当に踏み跡をたどってみると色々なキノコに出会いました。











あまり見掛けないキノコなので、中を割ってみるとマシュマロのようでした。
食べられるかな・・・・・





シイタケ発見!













山の恵み、半分ほど頂きました。











雨山を越えて雨山峠へと降りていくと地質が変わって花崗岩の岩場
のような道になり、急に秋の花々が現れてきます。

センブリ、ダイモンジソウ、シラヒゲソウと白花が多い中
透明感の青さが美しいイワシャジンがとても目を引きます。

階段の段差にも咲いています。


























雨山峠に着きました。 ここから寄沢を下って帰ります。

イワシャジンは、ここからが本番で渓谷の岩壁に多く咲いています。


























沢の溜まりにヤマボウシの果実が流れてきて溜まっています。
サクランボみたいで、よく冷えていて美味しそう・・・・・











3粒ほどいただきました。 
よく熟していて、ほんのり甘く今までで一番美味しかった・・・・(^^


時計を見ながら急ぎ足で、何とか2時前に帰ってきました。
沢の水量は多めでしたが、台風の影響で沢沿いや斜面の崩壊などはありませんでした。

イワシャジンは今が丁度見頃でした。
丹沢の秋を彩る花ですね、岩場に多い為に食害も免れています。










10月9日
































コメント (5)
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