コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

エビネが咲きはじめた照葉の森

2017-05-02 20:10:47 | 登山



そろそろ照葉の森に咲くエビネの花が見頃を迎えたのではと思い
何とか半日、時間の都合を付けて歩いてきました。

AM6時前には、目的地周辺に着きましたので、お昼までに車に戻るとしても
6時間は歩くことができますので十分かと思います。
5月のこの時期、早朝から歩くのは、とても清々しくて気持ちよいです。













周辺の山は植林も少なく、豊かな照葉の森に囲まれています。
常緑のシイやカシなどは、4~5月ころ新芽が出て古い葉が落葉するので、
モコモコした森の中は落ち葉が積もってフカフカです。

そんなフカフカに積もった林床の木陰に、エビネが自生しています。

エビネの葉は、真冬でも枯れることなく残りますので、探索しながら歩いていると
見かけることも年々多くなりました。
花も大きく、美しいので毎年場所を変えて見ていますが、なかなか撮影が難しい花ですね。

最近はコンデジばかり使っていましたが、久しぶりにミラーレス一眼にマクロレンズを付けて
撮影してみようと思います。

何とか、咲いている森の雰囲気や花の美しさを撮影できたらと思います。





カサコソ落ち葉を踏みながら歩いても、最初なかなか出逢えませんでした。
この辺りには多く見かけたのに、どうしたのかな・・・・・と不思議でしたが
原因がわかりました。 まだ咲き始めていないのです!















まだ花芽が出たばかりの株も多いです。











先週歩いた里の森では咲き始めていましたが、少し山を登った斜面では、
出会う株はまだ、これから咲きはじめる株ばかりでした。

もう少し陽射しが当たる南斜面を中心に歩いてみると、ようやく咲き始めた株も
見るようになってきました。






























ようやく咲き始めたばかりです。

少し歩いて斜面が変わると、やっと見頃の株も現れてきました。
















































花の色は、エンジと白の2系統ですが、濃い薄いの変化があります。

どちらかというと私は白系のエビネの方が好きかな・・・・。

初夏の木漏れ日が・・・・




















杉などの植林で見るエビネなどは、とても立派な大株が多く、ワサワサと群生していて
少し育てられた園芸種のような雰囲気もします。
それに対して照葉の森の中に咲くエビネは、どちらかといえば小振りで、森の中に点々と
咲いている感じが、とても優しく自然な感じがして良いです。

昨年は異常な暖冬で、4月の末でエビネは満開に咲いていました。
今年は満開になるのは、まだまだ1~2週間後になる感じがします。
昨年と比べると半月ほど遅れている感じですね。 例年と比べても
1~2週間位は遅れているのでしょうか。

これは今後の花の開花時期の参考にしようと思います。



5月2日









コメント (3)
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