総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

6時と7時とでは大チガイ

2024年07月15日 | エッセー
  生まれてから4~5歳ごろまでに、日の出とともに起きるような早起きを習慣化することで、脳がバランスよく発達する。
 多動とかかんしゃくとか極端な好き嫌いとか一見発達障害かもしれないと思えるような症状があって、朝、7時過ぎに起きる子に、朝6時代前半に起きるようにしてもらうだけで、約7割の子どもたちから、多動やかんしゃくや偏食がなくなった。発達障害もどきだった。という小児科の発達の専門医成田Drの本に衝撃を受けたのは2か月前のこと。
 7時に起きるのと6時に起きるので、そんなに脳の発達がそんなに違うの?と不思議だった。
 でも、本当に全くもって、その通りだった。
 本を読んですぐの3歳児健診で、とにかく寝ないでずっとウロウロしている。昼寝をしたことがない。夕方のかんしゃくが大変。朝は7時過ぎに起きる。
 とママがヘトヘトだったので、脳のバランスのよい発達と早起きチャレンジのお話をしたところ、やってみるっておっしゃった。
 1週間後にお電話すると、6時半ごろ起こしている。最近、寝てくれるようになった。でも、夕方のかんしゃくは時々あるけど・・・。 
 そして、1か月後。
 なんと8時過ぎには寝てくれるようになって、夕方のかんしゃくもなくなった。たまには、遅くまで起きていることもあるけれどと。
 6時早起きって、すごい。
 脳の発達のバランスが崩れているよっていうサインが、なかなか寝なかったり、ウロウロしたり、かんしゃくを起こしたり、偏食だったりするんだって実感した。
 それまでは、うちの子、白ご飯しか食べないんですって言われても、『困ったですねぇ』というしかなく無力感を感じていた。でも、6時に起こすという提案ができると思うとちょっぴり嬉しい。
 早起きしなくても、夜寝てくれる子もいれば、かんしゃくを起こさない子もいるし、何でも食べてくれる子もいる。脳の発達は胎児の頃から始まっているので、さまざまな要因によって、一人ひとり違う。
 ママが、赤ちゃんが泣いても、さっきおむつを替えたとかさっきミルクや母乳を飲ませたっていうなら、そばにいてありのままに泣かせてあげられたら、赤ちゃんの脳は、生活リズムがしっかり刻まれて、バランスよく発達していく。でも、泣いたら、ぐずったら、さっき飲ませたばっかりだと思いながらも乳首を吸わせたり、泣かせたら不憫だと感じて、ずっと抱っこしていると、一番肝心の『あかちゃんの脳に生活リズムを刻むという育児』のお仕事ができない。
 なだめ抱っこ・なだめおっぱい・なだめおしゃぶり・なだめグミ。
 ちょっと前までは、なだめDVDアンパンマンもあった。
 でも、最近は、なだめスマホが幅を利かせている?

 なだめという漢字は、宥めと書く。
 宥めるの意味は、怒りや不満の気持ちを静める。
 宥めすかすの意味は、なぐさめて相手の気持ちを変えさせる。また、相手の心を和らげて、自分の都合のいいようにしむける。
 
 なだめ〇〇〇は、生活リズムを刻んでくれないように感じるのは私だけだろうか。 体内時計をなし崩しにしてしまう可能性があるような気がしてならない。
  
 愛情とはなんぞや。
 赤ちゃんが泣いたりぐずったりしたときの愛情とはなんぞや。
 情に流されることが愛ではないって、わかっているのに・・・。
 赤ちゃんを愛情で育てるのか、愛で育てるのか。

 早期教育よりも6時に起こそう。7時ではなく6時に起こそう。

 かく言う私は、ダメ母さんだった。
 私が、朝が苦手で6時になんて起きれなかった。サービス残業するから、頑張って21時までに家事を終わらせたとしても、それから、子どもたちは、押し入れから1時間飛びっ放しで、一息ついて絵本を読んだりしていたら、22時半。下手をすると23時。結果、朝も7時過ぎに起きる生活だったなぁ。
 あ~~、早起きの脳への威力について、もっと、ちゃんと認識できていたらなぁ。
 
 それにしても、6時と7時でこんなに違うなんて、驚きだった。

 ところで、なぜ、6時に起こすと脳がバランスよく育つのだろう?
 
コメント
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