しわ・たるみと骨粗しょう症の関係に慄いた。
もちろん、かかと落としをやっている。
でも、ふと、便利すぎてもよくないのかなぁと思うようになった。
共働き時代に突入し、女性の家事をいかに楽にするかに焦点が当てられている。
でも、骨粗しょう症予防という視点でみれば、日々の家事こそ、骨粗しょう症予防につながっているのではないかと思い始めている。
自分に起こるカラダの不運の多くは、一日の生活スタイルの集大成の結果だと思う。もちろん、遺伝というか体質的なものはご先祖様から受け継いでいるけれど。
いいことも悪いことも、ローマは一日にして成らず。
『西園寺さんは家事をしない』レベルになると、筋肉や骨への圧が激減してしまう。まぁ、ジム通いが大好きなら、筋肉や骨への圧の収支決算は合うからいいかな?
でも、もともと体を動かすことが苦手な人が、ルンバに食洗器に家事代行など日々取り入れているとなると、日々の骨への圧は激減し、10年20年経ち、閉経を迎え、エストロゲンの激減も加わると、頭蓋骨の縮小=しわ・たるみ・二重顎は避けられない事態になるだろう。
拭き掃除とかお風呂掃除とか窓磨き、鍋磨きなど、骨筋には特にお勧めの家事だ。しんどいけど。
家電で時短して、その分、家族とゆったりした時間を選ぶか、圧をかける家事だけは自分でやって、圧に関係ない家事を家電に任せるか。それとも、家電を利用せずに時短力を養う知恵をあみだすか。
もちろん、イクメンパパが圧に関係ない家事をしてくれたら、それに越したことはない。ただ、多くの男性は女性として生まれていない。ながら家事ができない。お湯が沸くまで、じ~っと鍋の水を見つめている。一度に一つのことしかできない。しょうがない。察して、何かをするということが苦手だ。指示されて褒められることを好む。つまり、おだてるといい気分になって、もっとしてくれる。みんながみんなではないけれど・・・。
私が言いたいのは、50代以降、もし、しわ・たるみ・二重顎になりたくないなら、西園寺さんも圧のかかる家事だけはしておいた方が、いいかもしれないってこと。ジムでもいいけど。
そうそう。
西園寺さんは家事をしないけれど、ルカちゃんもよくおんぶしていた。あれは、すごい圧だ。
昨日、お仕事で、6か月の赤ちゃんを抱っこした。
見た目以上に、ずしんと重かった。かなり、重かった。そうだよね。8㎏くらいあるんだから。3分くらいでしんどさが増してきた。
考えてみれば、赤ちゃんや幼児を抱っこしているママは、家事をしなくても負荷がものすごくかかっているってことになる。
乳児のママは、『よっこらしょ。』に始まり『よっこらしょ。』で終わると言っても過言ではない。
母乳の出ている間は、エストロゲン分泌がかなり少なくなる。だからこそ、赤ちゃんを抱っこしたりすることで、骨がスカスカにならないようになっているのかなぁ?純粋にお腹がすいている時だけに母乳を与えられた赤ちゃんは、1歳前後になると、ある日突然、プイっとして母乳を飲まなくなる。
歩きだしと卒乳が入れ替わる時期だ。
自然の摂理なのだろうか。
エストロゲンが少ない時期は、赤ちゃん抱っこで骨に圧をかけ乗り切り、卒乳とともに、エストロゲン分泌が盛んになる頃、抱っこしなくてよくなるなんて。
卒乳しても、抱っこ抱っこと甘えてくる。
今、思えば、あの頃、か細い私も、長男・次男・三男をドサクサにまぎれるような子育てをしていたから、相当な圧がかかっていたなぁ~としみじみ。
次男は、特に重くて、次男を抱っこしたりおんぶすると頭痛がしてくるので、できるだけ回避していた記憶が蘇る。
大変だけど、骨に圧がかかって、未来の自分の老けてみえない顔を想像して、にこにこと笑顔で我が子を抱っこしよう。
そんな視点で、今度、保育士さんを見てみようかな?
だって、ずっと、抱っこやおんぶしているから。抱っこして、おんぶして、もう一人抱えている姿をみると泣けてくる。腰が悪くなるほどおんぶしているから、よくないとは思うけど、しわ・たるみ・二重顎の方は、もしかしたら、ご年配の保育士さんには、少ないかもしれない。
何がよくて何が悪いか。いつも、謎だ。
ただ、思う。
女性が育児しながら働き続けるために、一番必要なことは、役職についても安心して、5時にちゃんと帰れる職場であることに尽きる。しかし、部下としては、頼りない。役職に就きたい育児ママと役職に就きたくない育児ママもいる。役職に就きたいキャリア指向の育児ママには、残業しなくてはならない場合に家事代行制度を充実することは必須だ。男性はいいなって、やっぱり思う。今日は残業だからっていう一言でどうにかなる。でも、多くのママは、一言では済まされない。いろいろ、段取りをしないといけない。朝から。
急に、残業が一番困る。