薬で誤魔化しても治らない。
とある 本に書いてあった。
そうか、薬って誤魔化しか・・・。
もちろん、急性期の疾患や事故などでのけがのときは、薬が大活躍する。
でも、慢性的な病気になるとほぼ薬は誤魔化し役かもしれない。
糖尿病のお薬は、血糖値を下げるけれど糖尿病を治しはしない。治すには、本人が本気になって食事や運動など自分のカラダを本気になって大切にするという覚悟と継続する力が必要となってくる。
本気で自分のカラダを大切にしようという気づきのために、本当は人間ドックなどあってほしい。
あ~~~、私って、今まで自分の欲求に負けてついつい食べ過ぎて、私のカラダを酷使してきたなぁ。ごめんね。今からは、もう少し、自分のこのカラダを労わるね。
くらいでは、継続できない。
本当は、自分の欲求に負けてしまうほどのストレスがあるから、たくさん糖と脂を摂ってしまう。
なぜ、ストレスはどこから来るのかと言うと、おそらく、小さい頃からわがままできなかったから。
子ども時代めいっぱいわがままが許された子どもは、幸せな大人になれると思う。ストレス発散のために、糖と脂をめいっぱい食べたいって思わない。おそらく。
だって、子ども時代、ちゃんと自分を(自分のココロを)大切にしてこれたから。
99.9%の人は、子ども時代、わがままに育てられていないと思う。
私の場合、おもしろくもない授業を45分椅子に座って聞いているふりをしないといけないという苦行があった。授業が面白いと思ったことは、高校の生物の授業と看護学校の皮膚科の先生の授業と保健師学校のグループワークくらい。
受験も苦行。
皮肉なことに落っこちたらどうしようという恐怖感だけがモチベーションになって好きでもない勉強をしていた。
母親は、ちょっと反抗しただけでシュンとなるから、発散できなかったし。
慢性的な病気になるのは、子ども時代自分のココロを大切にできなかった、つまり、わがままな子ども時代を過ごせなかったつけだ。
だから、そんな自分のココロを大切にすることを封印して忘れてしまった大人になると、封印することが苦しくなって、自分の目先の欲求を叶えることでストレス発散して誤魔化して、それなりに生きていくのかもしれない。
その誤魔化しが、今度は災いして、自分のカラダを蝕んでいく。その蝕んだカラダをまた、薬で誤魔化す。
日常の何気ないことに幸せを感じられるようになったら、自分のココロを大切にしているってことかもしれない。
今日もぐっすり眠れたとか今日も生きているとか今日も朝食を美味しく食べれたとか今日も子どもたちが元気に保育園に行けたとか・・・。
何か目標を達成したら、幸せになれるという思考の呪縛にあまりにも洗脳されすぎたかなぁ。