60代後半のスローライフ

                      

いつまでも、楽して生きていけないんだろうなあ。。

2019-02-20 00:42:16 | 日記
夫は、とても切れやすい。
今日も、メガネがないと言って切れた。
鏡の前にいろんなものを置くので(私と夫の共通の)棚に片づけたら、それで切れた。
何しろ、狭い家だ。
私のレッスンの時は、狭い2畳ほどの部屋にこもってPCを使ってることが多い。

この部屋は、もとはお風呂場だった。
前の住人が改装して部屋にしたのだ。

だから我が家には、バスタブがない。
ベッドルームはひとつだけ、しかも狭い。
だから、別々のベッドを置くことも、机を置くことも出来ないし、タンスだって、二つ積み重ねている。

狭い家に二人、見渡せば、どこのお宅に伺っても広々とした間取りの部屋に住んでおられる。
うちは、やはり決定的に貧乏なんだなと、つくづく感じる。

貧乏で、部屋が狭いと、争いごとが絶えない。
狭い空間でひしめき合ってると、相手の嫌なところが良く見えるからだろう。

別々の部屋があれば、どれだけストレスが解消されることだろう?

夫は、もう、この家を売り払って、何処かに行く、私とは別々に暮らすと言い放った。
本心では、もう、自由気ままに生きたいのだろう。
今までにも、何度かそういう事を言った。
いつか、それが本気になり、いつか潮時が来るのではと思っていた。

次の日になると機嫌が直っていたり、何処かに出かけて機嫌が直って帰ってきたリすることは多い。
でも、こういうことが積み重なったらなあ。。
年取って、こんな風に切れられてばかりしたら、しんどいなと思えてきた。
年取ったら、少しは丸くなると思っていたのに。

うちの父と母もよく、喧嘩してたけど、年取ってきたら、父は、丸くなって、あまり激怒することも少なくなった。

私は、一人では、この国に住むことは無理だと思う。
老後は、いずれ、日本に帰ろうと考えている身だ。

この家のために、Depositを払うために、日本の銀行から貯金を移動してきた。
でもまだ。Joint Mortgageを作っていないので、この家を買うために、私のお金は使っていない。

EU離脱もどうなることやら?
今日は、ホンダがUKから工場を引き上げるというニュースを聞いた。
日産も、そしてアメリカのフォードも。
この国の経済がどうなるのかさえ、わからない。

夫が本気で、私と別れて、自分だけで暮らすというのなら仕方ないだろう。
私の方が損するけど。いろんなものを日本から持ってきて、また、日本に戻って、
一からやり直しということになるのだから。

しかし、今まで、好きなことを仕事として、やって来れたのは、夫がいてここに住めたからこそだ。
でも、いつまでも、こういう暮しが出来るとは限らないのだ。

私も覚悟しなければ。
いつかは、一人になるということを。

そして、どんな仕事でも、体が動く限り、やっていかねばならない。
年金も殆ど皆無に近いし、健康で、そして、手遅れにならない間に日本でやり直しした方がいいのかも?

ここに5年半住み、その間、ずっと仕事を探し続けてきた友人が、やっとロンドンの日系企業に採用された。もうすぐ60歳になる彼女にとって、大変だと思うけど、やっと自立の一歩が開けてきたんだなと思う。今まで、いろんなことで、我慢してきたんだろうなと。
年下の旦那さんにも、気を遣って。

そんな彼女は、週末だけ、こちらに戻ってくるという生活を選んだ。
すごい大変なことだと思う。60歳を前にして、ロンドンで下宿生活をしながら、新しい仕事に就いた。

怠惰な私には、真似のできないことだけど、羨ましい気がする。
会社勤めして、きちんと毎月、決まった給料が支払われる。
私なんて、何年も、そういう生活をしてきていない。
日本に帰っても仕事なんてないだろうなあ。


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