理想が高すぎるのか・・・

「こうありたい！」が、わかりすぎて・・・・

「全然そうじゃない」、ことに落ち込む。

でも、それは
胸の中だけにしまっておくべきなのかもね。

こんな、ブログなんてやってるもんだから
自己防衛も兼ねて（？）
反省ばかりしてしまう。


いつも、不思議なんだよね。

所属している合唱団のみんなが
本番の後に
「一番よくできたかも」とか「よかったよね」とか
「やり遂げた感」ですごい盛り上がる、ことが。

確かに、終わった開放感と安堵から
テンション高くはなるんだけど・・・
意外と冷静に、本番の出来を分析してたりする自分。

まあ・・・この頃はそれでも
「よかったんじゃない？」と、思えることが
多くなってきた気もするけど。

でも、もっと上手く出来たはず・・・って
どこかで思ってしまう。

実際、本番なんて上手くいくワケない、と
思ってて正解なんだろうけど。


「ダメ」がわかりすぎる、のもどうかと思う。
だからアタシは長年カラオケが嫌いだった。
苦手、というのかな。
もう、ヘタクソすぎて、いたたまれない感じ。
あ、ズレた、外した、また低い、と
歌ってる間中思ってるからね。

・・・・そんな音程に集中しなくても
「ピッタリなピッチ」で歌える人、が驚異。
体のしくみ、一体どうなってるのか・・・
開いて見せて、って感じよ。
正確なスケールが埋め込まれてるんだろうな。



ところで

コレを書きながら、思い出した。
Ｆセアキラさんが歌ってるＣＭ・・・。
あれはなんだっけ？と検索したら
ＴヨタのＲクティス、でした。

初めて聴いたとき、おや？って思った。

ピッチ悪っ、って
いつもの私なら即座に言うだろうケド
なんか、とっても、やわらかくってステキだった。
「歌がうまい」なあと。

そう、歌のうまさって、ピッチだけじゃないから。
声がいい、っていうのも必要条件だけど
表現力だよね。

歌が上手いと言われてるプロの人、を
私、だいたい嫌いなんだよね・・・・（笑）
もともとピッチが悪い人がダメなんだけど～
このＣＭみたいに、
ピッチなんてどうでもいいわと思わせてくれる歌、を
歌える人なら好き。

あと、「声」が好きだったら気持ちいい。
たぶん・・・
「私が嫌いな、歌が上手いと言われてるプロの人」たちって
声とか歌い方が好きじゃないのかも。

じゃあ誰が好きなのさ、と言われれば

「ヨン」

・・・って（爆）

冗談じゃなく。
ホントに彼の歌唱が好きなんだ～
声とか表現も。
とろけるように甘い声で歌ったかと思うと
ロックにシャウトしてるし。
なんか、才能感じる～

でも、決して絶対音感とかなさそうだし
声もしょっちゅう調子悪いし
ライブはちょっと・・・時々ヤバイ（笑）。

このところ、新しいミニアルバムばかり聴いてて
久しぶりに「全曲」でシャッフルしたら
どれもこれも・・・なんてイイんだ。


・・・「理想が高すぎる」話題、で
オチがこれじゃあ、なんかカッコつかないけど（苦笑）

あんな風に歌えたらいいなあ、と
マジで思う～

決して恋じゃなく、
音楽を愛するひとりとして。
（わかってます）



それで、話はカラオケに戻るけど
ＣＮくんにハマり出してから
かりん姫としょっちゅう行ってるわけ。

ひたすらミーハーに、歌い倒す、が目的なので
ヘタでも何でも全然気にならなくなっちゃって（笑）
・・・こういう風に楽しむものなのか～と
苦手意識がなくなった。
上手く歌いたいって見栄とか競争心？なんて
まるでなくて。
英語もハングルも「それなりに」歌える、自分を
「よっしゃーーーーーっ！」って、誉めちゃう。

先週、元シルキー面のＰちゃんと
久しぶりにカラオケしたら
いつもと違う観客？がいてうれしかったのか、私
ちょいちょいかっこいいワザが自然に入って
いい感じだった、ことに自分でびっくりした。
ファンの前で歌うしあわせ、って
こういう気持ちかな？と（全然違うけど）
疑似体験しちゃったよ。

やっぱり「自信」だね、必要なのは。
自信、っていうとなんか・・・高慢なイメージだけど
「自分を信じる」こと、だと考えると
恥ずかしいことじゃない。
むしろ、なくてはならないことに思える。


ＣＮくんたち、ライブが何より楽しい、っていう。
そんな風に言ってみたい！
ちゃんと練習して、自分を磨いて、
誰に対しても胸を張れるくらい向き合ったら
自然に、素敵な歌が歌える気がする。

「もうひとつの合唱団」の先生が言ってた。
歌っていうのは、一生懸命じゃダメだ、
どこか冷めてて、客観的に自分を見ながら歌わなければと。

そういえば本番の時の私はいつも
全身が火照って、熱くなってて、息が浅くて
ちっとも冷静じゃない。
・・・それが、音楽にも出るんだな。

「一生懸命」なのは、基礎練だけで
あとは「演じる」自分でいなければ。