東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

トリノミ

2018-05-08 09:35:54 | ノルウェー山暮らし fjellgård
先週の話になりますが
朝起きたら体のどこかに虫刺されの痕が複数箇所あるということが
何日も続きました

これがすごーくかゆいうえ
かゆみが数日のあいだ続くという不愉快さ

腹立たしいことに
同じベッドに寝ている相方は全く被害にあっておらず
わたしひとりイライラとストレスをためていました

これは間違いなくダニだろうと
シーツ類を洗ったりベッドマットに掃除機をかけたり
掛け布団を巨大冷凍庫に入れたりしたのですが
(ここでは日に干しても全く温かくならないので凍らせるのが常套手段)
一向に止む気配がナイ…

そんな折
うちの近くの遊歩道を散歩で歩いていたご近所さん2人連れと
たまたま立ち話をする機会があったので

「ちょっとー、見てくださいよコレ」

と足の赤い斑点を見せて
被害がわたしにだけ及んでいることも愚痴りました

すると

「それ、鳥ノミだと思うわ」

え?
ダニじゃなくてノミ?

鳥にくっついて移動するノミのことを fugleloppe (fugl = 鳥 loppe = ノミ) と言うらしく
このご近所さんのご両親も
いつもお母さんだけが刺されているのだそう

そういえば最近家の周りにやたらと鳥が来ています



ガレージに巣を作るセキレイのつがいをはじめ
雀サイズからカラスサイズまで
相手探しだか巣作りだか知りませんがまあにぎやかなこと

「ノミは布団にタマゴは産まないからそのうち止むけど
当面は布団を冷凍庫に入れて、あとは窓は開けないことね」

とのご近所さんのアドバイスを聞いて
ハタと思い当たりました

窓!

確かにこの虫刺されが始まる少し前から
2階の窓の1か所が常時少しだけ開いていた…
理由は相方の薪を割る機械につなぐ電源コードを通すため
(毎日コードを出し入れするのが面倒だったらしい)

「あっ、あれがいけなかったのか
ごめんごめん、今すぐ閉めよう!」

と相方

薪割りの仕事を一手に引き受けてくれている彼を責める気はありませんが
彼の所業でわたしだけ刺されているって…

それはともかく
布団 in フリーザーが効かなかったので
(たぶん冷凍庫の中身が多すぎて布団が十分冷えなかったから)
何か他の手を考えなければ

家にあるもので虫退治できるものといえば…
着物をしまってある場所にあるしょうのうはどうだろう?
匂いがキツイけれどこの際そんなことに構っていられない

キッチンにあるクローブ(丁子)も確か防虫効果があったような



相方も窓を開けっ放しにしていた後ろめたさからか
快く承諾してくれたので
しょうのうとクローブをありったけ
ベッドのマットレスと掛け布団でサンドして丸一日放置

これが効いたのか
はたまたノミの寿命が尽きたのかはわかりませんが
ともかくこの日を境に虫刺されはストップしました

ホッ

それにしても恐るべし野鳥
1メートルくらいまで近寄ってきたりすることもあるけれど
気をつけよう…







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