東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

身軽な牛たち

2019-08-19 22:12:58 | ノルウェーの動物 dyr
2016年の夏に新しく作った道路
牛の洗礼を受けています

ショベルカーで削られたまま草木に覆われていない斜面は
ただでさえ雨や春の雪どけで崩れやすく
石が転がり落ちてきやすいのに

夏の間は放牧中の牛たちが
この斜面を降りて道を横断したりするので
余計に石でゴロゴロ



影で見えにくいですが左手前の辺りが石だらけ
こんなふうになっているところが何か所もあります



車幅は車1台分ギリギリ
石をよけては通れません



オフロード車なので石を踏んづけて走れなくはないのですが
そうすると石がめり込んで余計にガタガタ道になってしまうので
長い目で見ると路上の石はどかすに限ります

かくして
ただでさえ仕事の多い夏に
道路の石よけという新たな仕事が加わり
ああ…また家の中の工事が滞る…

それにしても
数百キロはあろうかという巨体をものともせず
急な斜面を平気で登り下りする牛の脚力というか運動神経というか
その身軽さにビックリです

牛ってもっとノンビリと平らな牧草地で
ひたすら草を食んだり座って休んでいたりしているものかと思っていました

今の季節
濃い霧のなか山道を走ることがしばしばあるのですが…



ふいに現れる仁王立ちの牛たちには
毎度のことながらギョッとさせられます





特に雄牛はこの春生まれたばかりの仔牛でさえ
決して道を譲ろうとしません

羊は車が近づけば勝手に走り出してくれるんだけどな…



きみたちもコロコロの体型のわりに身軽だね

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