東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

カフェの楽しみ

2022-08-10 22:40:49 | ノルウェー山暮らし fjellgård
うちからいちばん近いご近所さんの集落には
不定期開店のカフェが2件あります

うち1件は夏のあいだ毎週末オープン
外国人を含む多くの観光客が立ち寄ります


(大抵の人は屋外のテーブルが好き)

小さなカフェですがパーティーの予約が入ったり…



野外コンサートを催したり…


(店主はトランペット奏者)

また頼まれてケータリングをしたりと
なかなか多忙



先週のケータリング先は湖のほとりの貸別荘
60歳の誕生日を祝う家族の集まりで
オスロやトロンハイムからも親戚がはるばるやってきたそうです



テーブルセッティングは奥さんが済ませていて
ご主人が鉱物学をやっているとかで
石当てゲームの準備もされていました



楽しそうだなあ…

キッチンは小さいながらもある程度設備が整っていて
お料理の仕上げはここでしたのですが
昔は電気がなかったそうす


(お湯は出ないけれど食洗機はある)

「うんと前にウェディングパーティーのケータリングをしたけど
その時は発電機を2台持参したわ…」
とカフェ店主談

たしかに周りに何もない
自然の中にポツンとある貸別荘なので納得ですけれど
発電機2台…
重いし大変そう…


(景色は抜群)

でもこんな気持ちのいい場所に
仕事で来られるのは悪くないかも?

カフェのお手伝いの仕事をしていると
地元流のおもてなし料理の作り方や出し方を知ることができるのも
わたしにとってはボーナスポイントです

そしてたいていお客さんがメインディッシュを食べている間に
自分達も同じものでちゃちゃっと夕飯をいただくのですが
これがまた美味しい!


(よく食べる鹿肉の煮込み)

個人的な感想ですが
ここの地元料理はわりと外国人にも気に入られる気がします

少し前に大型バスで
町の難民シェルターに暮らすウクライナ人が30人近く
自然の中のウォーキングやノルウェー料理を体験にやってきたときも
伝統的なミートボールとその付け合わせをお出ししたところ
みなさんほとんど完食

食後のケーキのブッフェも瞬く間に空になって
何度も補充をしました

ウクライナの人の中には英語を話さない人も多くいましたが
片言のノルウェー語で何度も「ありがとう」と言ってくれたり
「何か手伝うことはないか」と申し出てくれたり
彼らの国民性のようなものに好感を持たずにはいられません

そういえば
いまウクライナに個人で何か支援物資を送ったりする場合は
送料が無料になります
ただ支援物資を郵便局に持ち込むことも可能


(posten.noのサイトより)

なかなかやるな、ノルウェー

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