東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

薪をレスキュー

2021-04-16 10:47:15 | ノルウェー山暮らし fjellgård
春うららの日本から戻ってきて
家の周りの一面の雪景色を見たら
ここではまるで時間が止まっていたかのよう…と一瞬思いました



ガーデモエン空港から家に着いたのが明け方だったので
シャワーを浴びて荷ほどきをしたりして
布団に入ったのは午前8時

目が覚めると
とてもよく眠った気がして
きっともう午後遅い時間だろうなーと思いつつ時計を見ると
なんと午後7時を回っているではないですか

でも待って
何か変
外が昼間みたいに明るい…

えー!
もうこんなに日が長くなってるの?
春分からまだひと月も経っていないのに?
そうだっけ?こんなふうだっけ?

軽くショックを受けつつ思わず外へ出ました

明るい…
とても夜とは思えない



おお
さっそくリンゴの皮を食べに来たウサギの足跡が右側に

そして薪が雪に埋もれている
助けなければ…
(でももう夜だから明日にしよう)

結局
9時くらいまで明るくて
サマータイムの1時間を差し引いてもオドロキです

さて薪です
上に積もっている雪はまあいいとして
正面と背面は切り口をおおってしまっているので
薪の呼吸を妨げています


(黄色の矢印のところにも薪が埋もれている)

もうかなり乾燥が進んでいるはずなので
すぐにカビがはえるといった心配はないのですが
この先しばらく急速に気温が上がる予報なので
雪が重くなる前にどかしてしまいたい



まずは前面
シャベルで雪をかいて薪が顔を出すにつれて
プハーッという薪の声が聞こえてきそう

いえいえ、いいんですよお礼なんて
夜中に魔法のように靴を縫い上げておいてくれるとか
イケメンの姿になってやってきて機織りをしてくれるとか
そういうことは期待していませんから
いい薪になってくださいね

背面は前面ほどではないものの
狭いのでまず体を入れる場所を作るところから



上に積もっている雪も手の届く範囲でどかしつつ
ひととおり雪をかき終えたら
どかした雪の山がすごい



吹き溜まりから遠い方の薪は
いたって元気そうです



きみたち、運良くいい場所に置かれたね
最高の薪になってくれたまえ!




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